敵のいない。
またまた色々あり、今日は気仙沼を軽く観光した後、電車で一関市まで行き、北に向かって歩いている途中だ。歩けど歩けど温泉が見つからないので(地図では岩手に温泉はたくさんある)ファミリーマートのベンチに座ってこれを書いている。
途中途中でパンを買ったり、飲み物を買ったりして体力を回復する。サンドウィッチなら60、あんぱんなら30、ミネラルウォーターなら20、温泉に入ると100回復するように出来ている。まるでRPGである。
敵は出てこない。敵の代わりに歩くと体力が減る。肩や足が痛くなる。RPGではその辺は省略されている。あるいは十分に鍛えられてから旅に出ている。敵に出くわす前に足が痛いだの、肩が痛いだの言っている主人公は見たくないし、そんなゲームしたくない。
敵は出てこないが、味方はたくさん現れる。ここに書いていないのだけど、車に3回乗せてもらった。ご飯をおごってもらった。夜が寒かったと言ったら毛布をくれた、この先の道情報を教えてくれた。津波の被害や当時のことを生々しく語ってくれる人もいた。
敵やらライバルはいないから刺激は足りないかもしれないけれど、味方だけのRPGも悪くないかもしれないと思った。
あなたが最初の歩行者です、おめでとう!
と言われました。先導までしてくました。やったー!
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