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murmuring note no.14(自宅待機の現状分析)

冒頭のポスターは、記載された知識人、アクティヴィストが参加したティーチ・インに寄せられたインフォグラフの部分です。詳しくは、https://note.com/amnioticfluid/n/n4db3df68eff7。

新型コロナウイルス危機が、現政権の新自由主義的体質をあからさまにした。新型コロナ禍という大惨事に便乗する彼らの資本主義的欲望が露呈したのだ。アメリカが過去に濫用したショックドクトリン(ナオミ・クライン)を、遅ればせながら二番煎じで実行しようとする浅ましい日本政府である。いかにもアメリカ追随国家らしい振る舞いだが、新型コロナウイルスによって生じたカタストロフは、通常の大惨事とは性質が異なる。相手が、悲惨な自爆や残酷な処刑といった荒っぽいやり方ではなく、実にスマートな闘い方を心得たテロリストだったのだ。密かに内部に忍び込んで奴隷たちを乗っ取り、テロリストをやっつけると主人の資本主義にとって大事な奴隷を失うことになるぞと脅迫する。新自由主義の支配層は、経済活動と人命維持を天秤にかけるジレンマに陥る。どちらかをとるよう強いられるのだが、どちらをとることもできない。経済をとれば人間は確実に死神の餌食となり、人命をとれば経済は破綻し不況に突き落とされる。唯一の解決策は、まず尊い人命を救い、次に衰弱した経済を立て直すことなのだが、新自由主義者はそのような地道な遠回りを我慢することができない。そうこうしているうちに弱肉強食の自由放任マーケットでノックアウトされてしまうという被害妄想に囚われているのだ。それでも、このままでは自分たちも共倒れになると気づき、渋々人民からふんだくって私物化した税金の財布の紐を弛めてわずかな額のお金を取り出し、突然降りかかった災厄で困窮した哀れな人民に恵んでやるという政策を打ち出す。以上が、我々をめぐる現状の一部始終。いずれにせよ、We are the Rising Majority!

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