【著書解説2】生活に溶けこむ北欧デザイン(2008年/誠文堂新光社)
1冊目の「北欧デザインをめぐる旅」が、あふれるパッションそのままに(笑)、勢いでつくりあげたのに対し、「生活に溶けこむ北欧デザイン」は、じっくりと構成などを考えてつくりあげました。
たとえば、国別、デザイナー別、ブランド別にわけて、それらが相互に関連づけられるようにしました。アルネ・ヤコブセンであれば、ヤコブセンのもとで働いた経験を持つデザイナーのハンス・J・ウェグナーや、ヤコブセンの家具を製造したフリッツ・ハンセンのページにリンクを貼るといったように。インターネットで次々と検索していくようなイメージです。また、巻末には年表なども載せて、この1冊でコンパクトに北欧デザインを理解できるように工夫しました。
(ピクトグラムでプロダクトのジャンルを、Linkとして関連するページを示しています)
今振り返ると、つたない部分も多いのですが、「編集」について深く考えるいい機会となりました。
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