足関節不安定症(CAI)と理学療法
CAIの進行予測因子
・初回内反捻挫 2POW
40cm台からの片脚着地動作困難
Drop Vertical Jumpが遂行困難
→感度83%、特異度55%
受傷後6ヶ月
Star Excursion Blance Testにおける後外方リーチ距離の短縮
Foot and Ankle Ability Measure ADL Scaleの低値
足関節不安定症
・求心性外反筋力の低下
・静、動的バランス機能の低下
・腓骨筋反応時間の低下
・遅い角速度(5°/sec未満)における内反底屈方向の位置覚低下
Lateral Ankle Sprain(LAS)
急性LAS後の治療が遅い(>4週)と不安定性の優位な増加
→・不十分なリハビリテーション
・スポーツ、ワークロードへの復帰が早い
最初のLASから2週間以内にドロップランディング、jumpが出来ない
→6ヶ月後の動的姿勢制御の低下、自己申告による機能レベルの低下
*非CAIの場合、急性LAS後に即時治療を受けた患者の割合が高い