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2024年日本ツアー共演者紹介 その3 川崎ファクトリー&山元彩


川崎ファクトリー略して川ファク

川崎ファクトリーは渡辺治建築都市設計事務所の一階倉庫。もしくはイベント関連を運営する時の当事務所の別名とでも言えるのでしょうかね。所長の渡辺氏は文化全般の愛好家であり、彼に少しでもお世話になった人はかなりな数にのぼるのでは無いでしょうか。ボクも長年に渡りお世話になっていて、ここで繋いでもらったアーチストさんとの縁も少なくないです。

この川ファク、ボクが出入りし始めた2004年頃はまだ普通に倉庫として使われて居ましたが、いつの間にか劇場の様にもなり、カフェの様にもなり…といった感じです。 温かい雰囲気で大変居心地が良い空間です。

一般的に「サプライズゲスト」というのは、お客さんに向けて出演者側が準備するものだと思うのですが、ここでは出演者に対してサプライズがある事が珍しくないのも特徴かも知れません。 

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という動きを渡辺氏はしていたらしく、先日ようやっと登録が完了したようです。かなり以前にその話は聞いていたので、時間を必要とする申請だった模様です。
そこは歴史を持った建物にしか出す事の出来無い雰囲気があり、それでなのか既に撮影用のスタジオとしては使われたりしてきた様子です。建築の専門家である渡辺氏的には、もっと専門的な視点からも、残すべき価値が色々とある建物なようです。近日中には地元の高校生による演劇の公演を行うと伺っています。

今回の滞在期間中に時間が合えば是非訪れてみたいと思っています。

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ソロです

今回も前半はボク一人の演奏で、後半はゲストと、です。
ソロとしては以下の様な方針です。


ゲストは山元彩

彼女とは2022年の川ファクでの演奏時に知り合い、その直後に「レッスンして下さい〜」と連絡がありました。ボクは毎回、そういう依頼を受けた場合、その人が何を求めているのか?を知る為にまず色々と話を聞くことにしてます。その方が方針が立てやすいからです。

彼女自身、彼女のいる世界ではそれなりに実績がある人物。ボクが教える事なんて別に無いと思ったのだけれど、話を聞いてみると、どうやら行き詰まってるからその突破口となるべく違う世界からの手助けが欲しかったみたいでした。

当日、まずは「即興を一緒にやってみる」という事をその日のお題にはしましたが、実際に演奏というのと同時に考えをシフトする為に、何か色々話したりも必要だな…とも思いました。なので、色々話して即興で音を一緒に出してみて、また沢山話して...という進行。
最終的に「曲を作ってみたら?」という話で落ち着いて、それから2年が経ちました。

去年の川ファクでは2曲程演奏しましたが、今回は後半部分のゲストとして20分から30分ほど彼女の曲やら私の曲やらやる予定です。

彼女の作品はクラシック系の文脈上にありながら大衆音楽的でもあるような、独特なテイストを持っているように思います。

↓昨年彼女の曲を弾いてみた、そのビデオ↓


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