ハラにぺ第8回
この記事は2018年当時につけていた記録を元に書いています。なぜこの様な記事を書いているか?は、マガジンの冒頭を読んで頂ければ…と思います。
今回は少しだけ手術を受ける病院の麻酔の専門医に会って手術の詳細を詰めた時の話です。
前回までのまとめ
2018年4月、腹部の激烈な痛みにより、駆け込んだ最寄りのアメリカンホスピタルにて腎臓ガン発覚、その場で告知される。既に腎臓そのものと同じくらいの大きさとなっていて、しかも真ん中にある大きな血管をまたいで出来てしまっている為、全開腹手術での全摘出確定。ただし転移は無い為、取れば経過の検査のみで他の治療はいらない、と専門医。
運良く二週間後に入院&手術できる事となったので、その段取り。
麻酔の担当医と面談
サンラザール駅から徒歩10分位のところにあるクリニックにて入院手術をする為、麻酔の担当医と面談。ここはアメリカンホスピタルでお世話になってる専門医の先生が兼任してる病院で、直接彼が入院や麻酔の担当医の手配をしてくれました。
(詳しくは第六回で。↓)
今回のクリニックでの麻酔医の先生との面談では、まずアレルギーとか今までの病歴、手術歴等の質問を受けました。一通りのこちらへの質問が終わったあと、病気について…というよりも手術後に体に起こる事、入院生活についての具体的な説明を受けました。
術後に体に起こるであろう事
・手術により、腸の働きが悪くなり便秘になる。
・集中ケア室の説明。集中ケア室といっても、よくテレビドラマや映画で出てくるような隔離されてマスク着けられて寝たきり…とか、そういうのでは全く無く、看護婦さんが部屋の横に詰めていて必要があればすぐ来るし、頻繁に検査とかに来る、みたいな感じらしい。
・術後の回復の為、寝たきりでは過ごさせない。出来る事は自分でさせる方針。縫い目が腹膜等と変な癒着をすると後々大変らしく、それを防ぐ為らしいです。
・手術によってお腹の内部で出てしまう不要物を排出するための袋「ドレイン」を横腹にちょっと切れ目を入れてぶら下げる。この切れ目は用済みになって袋を外して放置しておいたら自然に塞がってしまう。
・当日の麻酔はあっという間に効く。
・手術に対する緊張で前日眠れなければ鎮静剤を一錠処方しておく。
次は入院。