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2024年日本ツアー共演者紹介 その4 松崎えり


先日書いたRespawnの記事のレイさんがパリにいた頃にオーガナイズしていたセッションで出会いました。なので、2006年の10月初頭頃かな。 それ以降、定期的にご一緒させてもらってます。 

スタイル

元々彼女のスタイルはバリバリに動いて身体能力を発揮し、その躍動感に注目を集めて…というよりは、"身体の存在する空間"その全体からなんらかの世界観を想起させるような…そういうモノだとボクは思っています。”ダンス”という方法を通して、視覚以外の感性に触れる事が出来る”在り方”というか…です。「ダンスは空間の彫刻」誰が言ったか忘れましたが、まさにそれ。そしてそれは出会ったときから今日までブレていないように思います。それが彼女のスタイルの本質なのかな…と感じます。

ワークショップも出来ませんか?と

今回は合わせてワークショップも出来ませんか?とお話を頂きました。
前回ご一緒した時も「生徒達の中に創作に興味を持っている子達がいて…」等お話をしていたのを思い出しました。

はて、何をするか?

ワークショッパーの役割は多分、「新たな視点」を提示する事なのかな?と。
今回、私の音と一緒に身体を動かす事がまず前提あったのですけれども、そこを始める前に少しその「視点」に関わる話をしたらより良いものになるのではないかな?と思い、少し話をさせてもらうことにしました。

音楽の3要素って「リズム」「メロディー」「ハーモニー」って学校で習ったりすると思うのですけれども、他の角度から見て、「時間」、「空間」、「音色」という3要素も大事だと思うんですねぇ。「音色」っていうのはダンスには無いと思うのですが、他の2つは共通項目で解る話だと思います。「音色」についてもそれぞれ自分の経験と照らし合わせてなにか思うことがあるだろうな…と思います。

それらについて何か「答え」めいた講義をするわけではなく、「こういう視点もあるんだよ」的な感じで話せたらと思います。そういう視点を意識する事によって音と一緒に動いてもらう時間の「意味」が多少なりとも変わるだろうな、と思う訳です。


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