咳がエンドレス 先日、うちの姫がGW真っ最中に熱を出したという記事を書いたが、その後、約1日で熱は下がってくれた。だが、体調は万全とはいかず、鼻水や咳など症状が移り変わっていき、結局5月6日までろくに外出すらできなかった。 そんな中、GWが過ぎた今でも治らないのが咳である。特に夜寝られない程の咳て、こっちが見てられない程可哀想である。 学校は休ませて小児科へ行き、薬もいくつか出してもらった。さっきも寝られずに起きてきたが、子供用咳止めシロップみたいなのを飲んでからは
【第一話】 発熱の罠 赤いコートを着た紗里は見覚えの無い町にいた。 ついさっきまで38℃の熱で家のソファで横になっていた。 「しかも、この原色みたいな赤いコート。私のじゃないし、全然趣味じゃない!」 紗里が混乱していると、何処からともなく祭囃子の太鼓や笛の音が聞こえてきた。 音の鳴る方へ歩いて行くと、太鼓の音が紗里の耳の中に鋭く捻じ込んできた。 紗里の意識が遠のいていく・・・ 気がつくといつもの実家のソファの上で寝転んでいた。昼の0時31分。辺りを見
GW後半、4連休2日目にうちの姫が熱を出した。 前日から体調に違和感があったことは彼女自身も認知しており周囲の保護者にも申告済みであった。彼女は現在9才だが、幼い頃から自身の感覚に繊細かつその微妙な感覚の違いを言語化してアウトプットする能力に長けており、こればかりは父親である私でですら敵わないと思うことすらあるほどである。 彼女達はよく熱をだす。「達」とつけたのは、私の妻も、だから。しかも最も体調万全ていて欲しい時に、である。 大晦日、誕生日、クリスマス、ディズニーラン