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テクニック編

 前回、書いたブログには書ききれなかった。
テクニックの部分での紹介をさせていただきたい。

 この本はエピソードトークの中にどれだけ心理学が使われているのかを詳しく解説しておりその中でも人の心を操る7つのテクニックがある。


アンカリング

最初の情報を基準に判断してしまう心理
高い金額を知っており、割引されたことで買ってしまうような事

コミットメントと一貫性
一度言ったことややったことは貫きたい心理

希少性
手に入りにくいものは価値があると感じる心理

権威

権威者に従いやすい心理

社会的証明
みんながやっているから自分もやる心理
みんなで渡れば怖くない、のような精神をうまく利用したテクニック

好意の返報性
好意を受けたら返報したくなる心理

ストーリーテリング
物語で心を動かす心理
これらのテクニックは、巧妙に組み合わされることで、私たちの意思決定を大きく左右してしている。

例えば、

店員に勧められた商品をつい買ってしまった経験はないだろうか?
これは、アンカリングとコミットメントのテクニックが利用されている可能性が高い。

周りのみんなが持っているものを自分も欲しくなった経験はないだろうか?これは、社会的証明の心理を使っている。

このように人は知らず知らずのうちにテクニックを使われ、心を操られているのである。

さらには、これらのテクニックを悪用しようとする人から身を守るための方法も紹介されている。

怪しい勧誘には注意する
自分の意思で判断する
周りの意見に流されない

など、日常生活で役立つアドバイスが満載である。


この本は、人間の心理の奥深さや倫理的な問題についても考えさせられる内容である。

例えば、

人の心を操るテクニックは、善にも悪にも使える
グレーなテクニックを使うことで、一時的に利益を得られるかもしれないが、長期的な視点で見ると損をすることもあるということ。

明日は「言葉は現実化する」といった本について書かせていただきます。
お楽しみに!

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