人は環境のいきもの #5
毎週土曜日は2歳の息子とプールのレッスンの日。レッスンと言っても親とプールに入ってバシャバシャしたり。浮き輪をつけて浮かぶ程度のものです。
息子はプールに行くことを楽しいと思っているらしく、週末に近づいてくると「プールいく?」と訪ねてきます。
まだ顔に水がかかるのが苦手なようで、家ではお風呂のシャワーもイヤイヤながら頑張って浴びています。
でも、お風呂のシャワーは嫌がっているのに、プールに入る前のシャワーはそこまで嫌がりません。
むしろ自らシャワーに突撃していきます。
なんでプールのシャワーは平気なのかというと、おそらくですが他の人たちみんなシャワー浴びてるからだと思います。
そこではシャワーを浴びるのが当たり前で、浴びないという選択肢がない環境です。
それを息子も察しているのか、もはやあきらめているのか、自らシャワーに突撃していくのだと思います。
レッスンの中で、プールの淵からジャンプする(プールで親が受け止める)ということをやる時間があるのですが、これもビビって最初はやろうとしませんでした。
ですが、隣の子がジャンプしてドボン、そのまた隣の子もジャンプしてドボン。
するとそれを見ていた息子も意を決したかのようにジャンプをします。
一度大丈夫とわかればもうしめたもので、楽しそうに何度もジャンプしてみせてくれます。
そしたまたうちの息子を見て、ビビってた子もジャンプをするのでした。
ペンギンの一匹飛び込んだらみんな後に続くあんな感じです笑
こうなりたいと思ったら、それを当たり前のようにやっている環境に身を置けば、自然と出来るようになるのだと思います。
1人ではなかなか出来なければ、そういう環境に行く。
そのやらざるを得ない環境にしばらくいて習慣化してしまえばもうこっちのものですね。
息子のプールを通じてこんなことを感じたのであります。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
青春時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。
奥様と息子(2歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。