理解し合おうとする力 #471
おはようございます。
朝近所の公園を走ってたら、お婆さんに拝まれた森下です。
どうやら神々しかったようです。汗で光ってたのかしら。
さて、皆さんは自分のことって程度理解していますか?
自分のことだからわかってて当然でしょと思いきや、普段から考えていないと答えられないことも意外と多いもの。
今日は自分のことでそれなんだから、他人のことなんてもっとわからないよね。というお話しです。
では神々しく、どうぞ。
<自分のことは自分しか理解できない>
人が2人以上集まれば、必ず意見の食い違いが出てきます。
まったくおんなじ考えの人なんかいないので、そうなるのも仕方のないことで、当たり前といえば当たり前です。
家族でも衝突することがあるのだから、それがスポーツチームや企業の組織てあればなおさらです。
よくあるセリフで「おまえにおれの気持ちなんか分かるわけないだろ!」みたいなのありますよね。
実際によく使われてるかどうかは定かではありませんが、僕もなんとなく気持ちはわかります。
お互いの価値観も違えば、立場も違うし、状況も違います。
そんな違いだらけで、相手のことを全て理解しようなんてのがそもそも難しいんです。
自分のことは自分にしか理解できない。もしかしたら自分の気持ちを自分も理解していないことだってあります。
チームや組織では、いろんな人たちが集まっているので基本的には、相手のことはわからない、理解出来ない、というのが大前提。
でも、じゃあ理解出来ないからしょうがないよね、で終わらせてるのではなくて、その上で理解しようとすることが大切です。
<ぶつかってなんぼ>
お互いが完全に理解しあえないのが当然なので、価値観の違いや意見の食い違いがあるのも仕方のないことです。
自分はいいと思ってやっていても、他の人からしてみてそうでもないことだって結構あったりします。
我が家もそれでよく夫婦ゲンカしたりします。まあそれも仕方のないことなのです。
完全には理解は出来なくても、理解をしようとしたり、歩み寄ったりすることは出来ます。
ムムッと思うことがあったときは、「もうほんとうちの旦那理解できない、最悪!」となるのではなくて相手の立場に立って考えてみることも大切です。
チームの成り立ちという観点からみて言えば、揉める時期があった方が良い関係性を築くことができると言われています。
タックマンモデルではチームの成り立ちを
形成期(フォーミング)
混乱期(ストーミング)
規範期(ノーミング)
生産・実行期(パフォーミング)
解散期(アジャーニング)
に分けています。
それぞれの詳しい説明は↓の記事から読んでもらえばわかると思うんですけど、
「残ったのはあの時本気で全国制覇を信じたやつだけだぜ #320」
混乱期というのは意見の食い違いが生まれてぶつかる時期で、この時期は必ず出てきます。
混乱期の時に、
「価値観が違うから」「方向性が違うから」「相性がよくないんだ」
なんて決めつけて話し合ったり、歩み寄ったり、お互いを理解しようとしないとチームとして良い関係性を築くことはできません。
大切なのは、混乱期の時にお互いの意見をぶつけ合うこと。
そしてそれを突っぱねるのではなくて、理解しあおうとすることです。
完全には理解できなくても
「ここは理解できないけど、この部分は言ってることわかるな」
というのが出てくるはずです。それは相手にとっても同じこと。
意見を出し合って、話し合い、歩み寄って自分たちのルールや役割を決めていくことで、良い関係性を築いていくことができます。
<相手に伝わっていなければ意味がない>
コミュニケーションはメッセージの「送受信」です。
送受信なので基本として、どちらかからの一方通行では成り立ちません。
自分の言いたいことだけ言って相手意見を聞かない。
自分の言いたいことを言えずにフラストレーションが溜まってしまう。
そんな状態ではコミュニケーションを取れているとは言えませんよね。
双方のが相手が言いたいことを言えているか、自分の言ったことを理解しているかを意識しながらコミュニケーションを取ることが大切です。
自分の意見をズバズバ言える人はいいのですが、そうでない人もいます。
日本人はそうでない人の方が多いと思いますので、言いやすい環境を作ってあげることも大事です。
相手の表情や仕草といったノンバーバルなメッセージを読み取りながら、本当に言いたいこと言ってるかな?と考えてみましょう。
お互いの関係がフラットな立場だったら良いのですが、パワーバランスが偏っていて意見がなかなか言えないということもあるかと思います。(我が家のパワーバランスは9:1です)
そう言った相手のタイプや相手との関係性を踏まえて、意見や言いたいことが言える環境づくりをしていくことが必要です。
ともかく、「あの時言ったじゃん」「なんでわからないんだよ」と自分本意なコミュニケーションではなくて、相手に伝わってこそのコミュニケーションなんだよという意識を持っておきたいところです。
<まとめ>
①お互いの価値観も違えば、立場も違うし、状況も違う。自分のことは自分にしか理解できない。チームや組織では、いろんな人たちが集まっているので基本的には、相手のことはわからない、理解出来ない、というのが大前提。
②完全には理解は出来なくても、理解をしようとしたり、歩み寄ったりすることは出来る。チームの成り立ちという観点からみて言えば、揉める時期があった方が良い関係性を築くことができる。
③コミュニケーションはメッセージの送受信。双方のが相手が言いたいことを言えているか、自分の言ったことを理解しているかを意識しながらコミュニケーションを取ることが大切。
考えていることも、価値観も違うから、一緒にいて楽しいし、学べる部分もあるものだと思います。
見方を変えればいろんな考え方を持っているチームの方が、よりいろんな視点でみれるということなので、目指すべきものが同じであればチームとしての成長は早くなるということです!
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。