天才を育てるには① #314
こんにちはー。
卵の半熟を乗せるとなんでも美味しそうに見えてしまうこと、グルメ森下です。
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うちの息子くんはこないだ3歳になりましたが、まぁ誰に似たのかお調子者で感情的で、
人間らしいっちゃ人間らしくていいんですけどイヤイヤしまくりで大変です。笑
どこの家庭でもそうだと思いますけど、自分の子供には良くなってほしいし、出来ればなにかの分野で活躍できるような人になってほしいなと思うわけです。
スポーツの世界とかでは、期待の新星が現れると、その子育て方法がクローズアップされたりします。
どんなふうに育てれば、こんな一流選手に育て上げることができるのか。興味深々なところではありますよね。
才能は伸ばせる、育てることができるのなら、どうやってアプローチをすればいいんでしょう。
今日はそんな天才の育て方について探っていきたいなと思うわけです。
壮大な実験
ハンガリーの心理学者のラズロ・ポルガーは天才と呼ばれる人を研究して、正しい方法で子育てをすればみんな天才になるという結論を導きだしてます。
そしてさらにそれを証明するために我が子を天才に育て上げるべく、結婚して子供を授かり、天才に育てるという実験をスタートしました。
ポルガー夫婦が選んだジャンルは「チェス」。チェスを選んだ理由は客観性が高くて結果の測定がしやすいからだそう。
その後、三姉妹を授かりチェスの天才に育て上げるべく教育して、結果としては三姉妹とも世界トップレベルのチェスプレーヤーになったということです。
興味を持つキッカケ
小さい子供は好奇心旺盛でなんにでも興味を持ちます。
うちの息子も3歳ですが見るもの見るものに興味が移って、一緒に歩いているとなかなか進みません。
そして我が家にはたくさん木の枝があります。(いい感じの枝があると拾ってくる)
ポルガー夫婦の長女スーザンは、クローゼットを明後日いた時にチェスを見つけたらしい。(見つかるように置いていた)
新しいおもちゃと思って興味を持って遊んでいたそうです。
何かに興味を持つきっかけなんてそんなもんです。おもちゃと思って遊んでいるうちに興味を深めていきます。
ちなみに興味というのは自分の枠の外に生まれます。
人は知らないもの、見たことないものに興味が湧くようになっているんですね。
これは子供でも大人でも同じ。だからやりたいことがない、好きなものがない、夢がないという人は、いろんな場所に行って、いろんな人と会って、いろんな話を聞いて、いろんなものを見ると、何かしら興味のあるものに出会うということです。
いつもと変わらない日常を過ごしているだけでは自分の枠から出ることなんてありませんから、夢も見つかりませんよね。
と、ちょっと話はそれましたが…
興味を持って、最初のうちは駒を並べるだけとか、チェス本来の遊び方ではないけど、楽しんで興味を持つことが一番最初のきっかけとなります。
うちの子供も今はプールで戯れているだけ(まだ潜るのがやっと)ですが、今の段階は泳ぎ云々の前に楽しければいいなと思っています。
興味を掘り下げる
最初はおもちゃ(遊び道具)として興味を持って楽しいと感じることが将来の天才を育てる最初のキッカケになります。
ちなみにタイガー・ウッズは生後9ヶ月にゴルフクラブのおもちゃを与えてもらって遊んでいたそうです。
スーザンも最初はチェスの駒におもちゃとして興味を持って遊んでいましたが、そこからだんだんとチェスの駒本来の使い方として遊んでいくように教えてあげるのが大切。
「サッカーボールはこうやって蹴って遊ぶんだよ」「バットで投げた球を打って遊ぶんだよ」という具合です。
そうして遊んでいるうちに、「どうやったらもっと球が飛ぶかな」「どうやったら狙ったところにシュートできるかな」「どうやったらもっと速く泳げるかな」という風に遊びから、探究心へ変わっていきます。
その変化の過程で大切になってくるのが、親からのアプローチですね。
上手にできるようになってきた時に「褒める」ということが子どもにとっては大きなモチベーションになります。
頑張ってできるようになったことに対して褒めてもらえると、子どもは「また頑張ろう」「もっとできるようになりたい」という気持ちが大きくなり、自己効力感が高まっていくんですね。
当たり前のようだけど、親が興味を持っていることに対しては子どもも興味を持ちやすくなります。
子供としてはその方が親との共有できる時間も話題も増えてコミュニケーションがより取れるようになるのでモチベーションが高まりやすいんですね。
まとめ
幼少期はまずは興味を持たせることが大事。そのキッカケはなんでもよくてそれを遊びとして取り組めるような環境を用意してあげましょう。
親が興味を持たせたいことをやっていると子どもも自然と興味を持つようになります。
そしてこの時期には練習みたいなことはまだしません。遊びを通して楽しさを感じて、ゲーム感覚で遊びと練習の中間のようなことを考えてあげると良いと思います。
例えば、的当てで点数を競っている間にコントロールがよくなっていた、投げるために必要な基本動作ができるようになっていたというような感じで。
ともかく幼少期のうちは興味を持たせて、遊びながら上達していくというところからのスタートですね。
引用:超一流になるのは努力か才能か?(アンダース・エリクソン)
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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