過去を無きものになど誰にもできはしない！ #64

今回のマンガ名シーンもワンピースより。
前回と同じくアラバスタ編からアラバスタ国王のコブラのセリフです。

七武海の海賊クロコダイルの陰謀で国を乗っ取られてしまいそうになります。
全ての元凶であるクロコダイルは国の英雄に、国王はその罪を被らされてしまい反乱軍と国王軍の戦争になってしまいました。

その陰謀をしったルフィ一味は、クロコダイルと戦い阻止します。
ですがすでに反乱軍と国王軍の戦争は始まっており国には甚大な被害を被ってしまったのです。

ルフィがクロコダイルを倒し戦争が終わり、反乱軍は全てはクロコダイルの陰謀と知り、国王軍と戦ってしまい取り返しのつかないことをしたとうなだれてしまいます。

国を良くしたいという気持ちで戦っていたのに、騙されていたとはいえ逆のことをしてしまった反乱軍。王女ビビは彼らにかける言葉が見つからず呆然としているのでした。

そこに傷だらけで国王であるコブラがやってきます。

「悔やむことも当然…やりきれぬ思いも当然
失ったものは大きく得たものはない
だが、これは前進である！！戦った相手が誰であろうとも戦いは起こり今終わったのだ！！」

出典:ワンピース23巻より（尾田栄一郎）

「過去を無きものになど誰にもできはしない！！！…この戦争の上に立ち！！生きて見せよ！！」

この言葉で戦争は無事に終結。ここからアラバスタ王国は復活をとげていくのです。

さて、コブラの言葉にもあります「過去はないことにはできない」

過去はコントロール出来ません。コントロール出来るのは「今」だけです。
過去から学び、未来はどうしたいのか考え、今を行動する。

過去は変えられませんから、受け入れるしかありません。
マンガほど大きな失敗ではないにしろ、多かれ少なかれ「あの時ああしてれば…」と思うことよくありますよね。

僕もよくあります。昔付き合いで買ってた仮想通貨持ち続けてたら…（お金なくて売っちゃった）今頃バブルだったのに。

それはさておき、そんなことがあるときは過去を受け入れ未来に目を向けて、今行動することを明確にする。

アラバスタ編のこのセリフはそんなことを強く思わせてくれる大好きな言葉っす。

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森下健（もりしたけん）
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子（2歳）の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。