「やりたくないこと」は「やるべきか」 #417
おはようございます。
走りながら水分を補給して、汗ビッチョンコになっています、森下こと「バケツに穴空いてて水ダダ漏れみたい」です。
やりたいことをやるのが素晴らしい!みたいなことって良く聞いたりします。確かに、やりたいことを仕事にして成功するならそれに越したことないですよね。
でもやりたいことだけやって、果たしてうまくいくのでしょうか?というお話でございます。
<やりたいことやりたくないこと>
やりたいことをやっていても、その中でやりたくないことは出てくる。
ましてや大人になって社会に出るとやりたくないことだらけ。
満員電車にも乗りたくないし、嫌いな上司の言うことも聞きたくない。
僕も現役の時はきついトレーニングも出来ればやりたくないし、楽して強く速くなれたらいいなと思っていました。
できればやりたくないことは避けて進んでいきたいというのが人間の本音の部分だと思います。
でも、夢をかなえるために、目標を達成するためにはやりたくないこともやらなければいけません。
例えば、スポーツをするために強豪校へ進学したいとなったら、必要最低限の勉強はやらなければいけません。
最近では、ある程度の成績を修めないと練習させないという方針をとっているチームも多くスポーツだけやっていればいいという環境は少なくなりました。
スポーツは頭を使わないと上達しないし、社会に出てからも必要最低限の知識はないと損をするので、文武両道の方針は素晴らしいことだと思います。
一見、華やかそうに見えるプロフェッショナルな人たちも、みんなの見えてないところでは誰よりも泥臭く、人がやりたがらないことを徹底的にやってきたはずです。
だからこそ、一歩も二歩も先に進めているわけですが、大抵の人はそれが必要なことだとわかっていてもなかなかできません。
やりたいことのために、やりたくないことがいかに出来るか。
ここが一流と二流を隔てる大きなポイントだと思います。
<点じゃなくて線で考える>
先ほどは「やりたくないことをいかに出来るか」という表現をしましたが、プロフェッショナルな人たちはそうは考えません。
やりたくないことと、やりたいことを分けて考えているのではなく、やりたくないことの先にやりたいことが待っていると考える、つまりは一直線上にやりたいこととやりたくないことが並んでいるわけです。
#日本語難しいね
「やりたくないこと」は「やりたいこと」のために必要なことになります。
ボスを倒すという目標があるからレベル上げをしますよね。ボスを倒すという作業の中にレベル上げをするという作業も含まれます。
#ドラクエでなんでも例えられる説
そうすることで、レベル上げをしている時にもボスを倒すイメージを持てて頑張って取り組めるということです。
ボスがいないのにレベル上げをしててもなんも楽しくありません。
ボスがいるからレベル上げをするし、レベル上げをするからボスが倒せるようになる。
やりたいことと、やりたくないことは双方繋がっていて、両方必要なことなのです。
<成長の機会として捉える>
とはいえ、やりたいこととやりたくないことの繋がりがなかなか見出せないこともあるでしょう。
「なんだよこれ、やる意味あんのかよ」というやつです。なんのためにやっているかを見出せないやつ。
「おい、コサインってなんだし。将来使う場面出てくんの?」みたいなことって誰しも思いますよね。少なくとも僕は思ってました。(数学の先生、ごめんなさい)
人間は感情はコントロールできませんから、やりたくない、必要ないと思っているとやっぱりやらないんですよ。
いくらやらないといけないとわかっていてもなかなかできない。ダイエットが続かないのも同じで、痩せた方がいいのはわかっているけど、プリン食べたい感情が強いから食べちゃう。
感情的に「これはやりたいことのために必要なことだ、だからやりたい」と感じないと人はなかなか重い腰が上がりません。
ダイエットも、ただ痩せようと思っているだけだと弱いですが、「大好きなあの子を絶対に振り向かせるんだ」という感情のエネルギーがあれば多分痩せられると思うんですよね。
コサインの授業の時だって、これは集中力のトレーニングだ。と思えば授業を必要と感じていなかったものも必要と感じれるかもしれません。
やりたくないことを、やることで自分の成長につながると考えることができればそれは必要なことに変換できます。
「うわ、これやだな、やりたくね〜」という気持ちが出てきたら、一旦客観的な視線を持って「いや待てよ、ひょっとしたらこういう解釈が出来るかもしれへん」という変換を出来るようにしましょう。
これもメンタルトレーニングです。
全ては自分自身の成長のためにつなげていくことができます。
<まとめ>
①やりたくないことはやりたいことの中にも出てくる。いかにやりたいことのためにやりたくないことを出来るかが大切。
②やりたいこととやりたくないことを分けて(点で)考えるのではなく、やりたいことの中の作業としてやりたくないことも(線で)考える。
③やる意味が見出せないときは、客観的に見て、やりたいことのためにどう活かせるのかを考える(トレーニングにする)
やりたい、やりたくないばっかり書いてたら、なんか卑猥な気持ちになってきてしまっています。
いや、むしろ堂々とやりたいと言える男になりたいと思っております。では。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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