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流れは自分たちの力で持ってくるもんだろうがよ!! #29
男子トイレに入ったら、女の子が出てきて「あ、間違えた!ごめんなさい」と言ってきたので、「いや、ありがとうございます」とお礼を言っておきました。
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出典:スラムダンク/井上雄彦
今回のマンガ名シーンはこちら。
またまたスラムダンクから湘北高校と山王工業との一戦の宮城リョータ(PG)のセリフから。
「しっかりしろォ!流れは自分たちで持ってくるもんだろうがよ」
です。それにしても山王戦は名セリフがおおいです。読んでて鼻息が荒くなっちゃいます。
試合後半、山王の徹底的な守備からの攻撃に手も足も出ず、点差がどんどん離れていってしまいます。
スタミナも切れてきたところでの、大量得点差で精神的にも厳しい状況です。疲労からか、集中力も散漫で凡ミスも目立ちます。
なんとかしてこの状況を切り抜けないと取り替えせるものも取り返せなくなってしまう場面でリョータのこのセリフでした。
そもそもですが、「試合の流れ」とはなんなんでしょう??
対人競技の場合、作戦や戦術、心理的な駆け引きをしながら勝負をするわけですが、相手の戦術にハマってしまっていたり、一方的に攻められていたり(攻めたいのに)、相手に主導権を握られている時間帯が「相手に試合の流れが向いている」ということになります。
もちろん逆の場合もあって、その場合は自分たちに試合の流れが向いているということです。
今回のシーンでは、山王の作戦にハマり攻めたいのに攻めれず一方的に攻撃されている状態、すなわち山王に試合の流れが向いている状態です。
この状況を心理的に見てみると、何をしても相手の行動に対して受動的、受け身になってしまっています。
相手が攻めてくるから守らされている。逆にカウンターを狙うためにあえて隙を作って攻めさせられている。そしてボール取られてカウンター。
相手の心理的な駆け引きに見事にハマって、常に後手後手になってしまっています。
こうした状況を打破するには、相手の作戦や考えてることを予測して裏をとることをしなければなりません。
守らされている状況から攻めに転じるための守備。今回の山王戦のシーンではリョータが相手のパスを読みインターセプトを仕掛けます。
こうしたプレーが出来れば、受動的なプレーから能動的に変わり、試合の主導権を握る時間が増えてくるわけですね。
常に相手を感じながらプレーをするということはとても大事なことです。
リョータのこの一声が反撃の狼煙となったのでした。
ちなみに僕は学生の頃、イキって宮城リョータヘアーをしてみましたが全然流れを持ってこれませんでした。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(2歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。