先手必勝 #187
おはようございます。
だいぶ朝は冷え込んできました。足を攣って起きるというオッさんの起き方で目覚めました。気持ちは18歳です。
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剣豪、宮本武蔵の五輪書には先手を取ることについてこう書かれてます。
「三つの先、一つは我方より敵へかかるせん、けんの先といふ也。亦一つは敵より我方へかかる時の先、是はたいの先といふ也。又一つは我もかかり、敵もかかりあふ時の先、躰々の先といふ。是三つの先也。いづれの戦初めにも、此三つの先より外はなし。」
先手を取る方法は3つあって、
①自分から仕掛ける先手の取り方
②相手が仕掛けてくるのを待って仕掛ける先手の取り方
③相手の虚をつく先手の取り方
この3つを使い分けて戦いなさいよということです。
スポーツでもビジネスでも相手の先手を取って主導権を握ることはとっても大事。
スポーツの場合、「試合の流れ」という表現がよく使われるけど主導権を握っている状態が試合の流れが向いているということ。
先手を取って、主導権を取り、心理的にも優位に立っている状況です。
例えば、
①の自分から仕掛ける先手の取り方では、攻撃を仕掛けまくって相手に守備をさぜるを得ない状態にするとか、相手のペースよりもすこし速いペースに持ち込み無理をしてでも着いていかなければならない状態にするとか。
相手からしてみたら、自分の思ってることがなんも出来ないので、かなりイライラすると思います。
スポーツでは相手をイライラさせたもん勝ちです。イライラさせて冷静な判断が出来なくなったり、ミスしたり自爆しだすので徹底的に嫌なことをしましょう。(普段の生活では嫌がられることはしちゃだめ♡)
②の状況は相手が仕掛けてくるように仕向けておいてそこに合わせるやり方。
罠を仕掛けとくのと似たような感じでしょうか。
攻めてはいるんだけどなぜかパスが繋がらない、シュート数は多いのにゴールが決まらない。勝負をかけようと思ってペースを上げた途端に追い上げられて離される。
このパターンはいけると思ったところに、トラップがあってやられてしまうのでかなりモチベーションが萎えますね。
相手の心を折るのにはこのパターンがいいかもしれません。
③は真っ向勝負で挑むのですが、相手の予想外の動きをして動揺させるというやり方。
技のデパートと言われた舞の海(現グルコサミンの人)は小兵力士でしたが、ねこだましなど相手の意表をつく取り組みで勝ち星を重ねました。
先手を取ることで心理的優位に立つことが出来ます。
逆に相手に主導権を取られてしまって、後手後手になっている時は、自分たちのプレーはいったん置いといて、相手がなにをしようとしているのか冷静に考えてみましょう。
相手の心を感じながらプレーをすれば、受け身になることはなく、試合の流れを取り戻せるかもしれません。
対人スポーツの場合はとくにこの辺り考えながらプレーが出来ると、面白く感じてくるかもしれませんね。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(2歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。