乳幼児健診で気づいた事*ken
こんばんは。
息子は昨日の体調不良が今朝もやや続いていましたが、昼前から元気な姿に戻りました。まだ食欲は戻り切っていませんが、ぐたっとした姿ではなくなったので一安心です。
子供の病気には色々考えさせられてきたので、ぐたっとしていると妻は特に気がかりのようです。
それをよそに、息子は大好きなミニカーで遊び始めて笑。良い1日でした。明日、食欲が戻れば大丈夫でしょうが療育先はとりあえずお休みです。
さて、息子は市が運営している支援センターに通っていますが、ここに行き着くまでに長い道のりがありました。また少しずつ書いていこうと思いますが、日本では「母子保健法」という法律のもと、乳幼児健診が行われます。住民票のある市町村から時期になれば案内が来ますね。
3.4ヶ月、1歳半、3歳と続きます。
息子は1歳半の時に少し言語面やコミュニケーションの面で遅れが指摘されて、3歳児健診の時にも同様でした。
が、しかしです。
遅れているにも関わらず、健診を担当したパートの心理師のような方、まぁ適当でした。今思っても腹が立ちますが、これが現実なんだということを知れた意味では健診に意味があったと思っています。
簡単にお伝えすると、健診で遅れがあろうがなかろうが、市町村は何も考えてくれません(少なくとも我が家の場合はそうでした)。
親が発達の遅れている我が子が、今の保育園や幼稚園に通うままで良いか判断していかないといけません。
子供の脳は5.6歳で80%程度の成長していきます。脳内の神経回路が様々な方向へ張り巡っていくんですね。そのためには、5.6歳になるまでに親からの愛情をしっかり受けたり、様々な経験をしたり、周りとの関係づくりを学んでいく事で社会性を獲得していったりする事は大切なことの一つです。
健診は早期に発達の遅れを発見して、早期にその子にあった対応をしていく事が重要だと思うのですが、乳幼児健診はほんとに検査だけでそれを元に親が考えないといけないというのが今の国の現状なのだと思います。
幸い我が家は私も妻も多少の知識を持っていたので、発達が遅れていると分かってきた段階で診察を受ける段取りや保育園の変更、療育先の確保、様々な自分たちのライフスタイルの変更に迷いながらも動きました。
でも、普通に発達の事を知る機会がなかったら、そのまま生活して、小学校入学手前までいってしまうんだと思います。その頃には5.6歳で…周りと自分が違うと感じる事で生じる本人の劣等感や、親が感じる他の子との違い、兄弟がいれば兄弟との違い、二次的な症状が出て精神的にまいってしまったりする可能性も増えるでしょう。
それは本人もそうだし、親も然りです。
我が子の発達を見る中でしてはいけないのが
「他人と比較すること」
です。
これだけはやってはいけません。
我が子が他人と比べて発達が遅い、というどうでもいい事に惑わされて、我が子の環境を整える事を忘れてしまわないようにしたいものです。
乳幼児健診はほんとにただ検査するだけで(本来の健診はそうではないと思うが…)それを受けてどうしていくかは親に大きな責任があるんだなというのが我が家の経験です。
続きはまた書きたいと思います。
明日も良い1日になりますように。