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【最新2024年度版・無料】音楽ビジネスに関わる全ての人が今一番読むべき資料5選

はじめまして。
CotoLab. Inc.の西村謙大です。

弊社は音楽Webメディアの運営と音楽事業者やアーティスト向けにプロモーション・マーケティング支援を行っている会社です。

本日は音楽ビジネスに関わっている全ての方におすすめの資料をご紹介します。全て無料です。
もし仮に「1日で音楽ビジネスのことを理解したい」と言われたら、私はこの5つの資料を紹介します。

1.経済産業省「音楽産業の新たな時代に即したビジネスモデルの在り方に関する報告書」

2024年7月に経産省から発表された最新の音楽産業に関する報告書です。押さえておきたい日本の音楽産業のポイントが網羅されており、この報告書を読むだけでかなりの知識を得ることができます。
今一番読むべき資料なのではないかと思います。

資料リンク:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/musicindustry_2407meti.html

2.ジャフコ「コンテンツ業界の起業家が知っておくべき競争環境」

日本のベンチャーキャピタル最大手「ジャフコ」の投資調査チームがコンテンツ業界における大手企業の動向と直近10年間に上場した企業の特徴を分析したレポートです。音楽業界に絞った内容ではありませんが、コンテンツ業界全体を理解することで、音楽ビジネスが置かれた現状を俯瞰して捉えることができ、非常に有益なレポートとなっております。
昨今音楽コンテンツのみでコンテンツを広げることは非常に難しく、他のコンテンツとのメディアミックスを意識した取り組みが重要です。そういう視点でも非常に勉強になります。

3.IFPI「GLOBAL MUSIC REPORT」

IFPI(国際レコード産業連盟)は国際的な音楽業界の団体で、「GLOBAL MUSIC REPORT」は毎年3月下旬ごろに発表されます。
日本ではRIAJ(一般社団法人日本レコード協会)に該当する団体で、RIAJもIFPIに加入しています。
グローバル音楽マーケットを調べる時に一番最初に読むべきレポートです。
昨今は藤井風やあいみょんなど日本のアーティストがレポート内で紹介されることも増えてきました。

4.Goldman Sachs「Music in the Air」

Goldman Sachs Researchが発表しているグローバル音楽マーケットの未来予想です。業界の未来の見通しはもちろんですが、テクノロジー的視点の内容もあり、非常に参考になります。

5.Luminate「Music Report」

Luminate社はロサンゼルスに拠点がある音楽・エンタメ業界の分析・マーケティング企業で、独自の調査データを公開しています。
「Music Report」は、年2回年末(Year-End)と中間(Midyear)に公開され、Luminate社が行った様々な音楽調査をまとめたレポートになっています。
グローバル音楽マーケットの少し詳細な部分を理解するのに非常に有益なデータが掲載されています。
また無料メルマガもあり、そちらを購読するのも非常に有益です。

さいごに

最後までご覧いただきありがとうございました。
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下記のnoteもご参考までに。


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