Label as a Service(LaaS)の時代に突入⁉︎原盤に捉われないアーティストサポートのかたち!
※このnoteは殴り書きしたのものなので荒い部分が多いですが、ご了承ください。また目新しい内容ではなく、世界的には似たような領域で挑戦されている方は少なくありません。
Label as a Service(LaaS)とは
私はエンターテック・エバンジェリストとして活動されている山口哲一さんとディスカッションさせていただく機会が多いのですが、3,4年前からよく「音楽レーベルがサービス化する時代が来る」という議論をさせていただいています。それは今までの音楽レーベルという枠に囚われず、アーティストに寄り添った柔軟なサポートの体制が必要だということです。
Label as a Service(LaaS)という言葉は、スタートアップ界隈でよく使われるSoftware as a Service(SaaS)をもじった言葉で、"サービス化した音楽レーベル"という概念です。
乱立した音楽ディストリビューションサービス
SpotifyやApple Musicなど音楽ストリーミングサービスにアーティストが楽曲を配信したい時、それらのサービスへの楽曲配信を代行してくれるサービス、いわゆる音楽ディストリビューションサービスはたくさん存在します。ここ日本においてもTuneCore Japan、BIG UP!、TOWER CLOUDなど誰でも利用できるオープンなサービスやFRIENDSHIP.、The Orchard、early Reflectionなどある特定のアーティストのみに提供しているクローズドのサービスなど、たくさんあります。それぞれ運営組織の強みを活かしたサービスを提供しています。
デジタル配信の時代では、これらのサービスを利用することでレーベルに所属しなくてもアーティスト自身が簡単に音源を流通できるようになりました。しかしながら、今後はサービスが増えたことによって、それぞれがより特色をもったレーベルとしての機能が問われていくのではないかと考えます。
その結果、音楽ディストリビューションサービスの本来の機能である流通の部分はよりfreeに近づき、レーベルとしての機能が増していき、ここでLaaSと呼んでいるレーベルを保管するサービスになっていくと私は思います。そして、LaaSをよりアーティストに寄り添ったサービスにしていくは、原盤に捉われないアーティストサポートのかたちを目指していく必要があるでしょう。
音楽レーベルの変化
ユニバーサルミュージック、ソニーミュージック、ワーナーミュージックなど、グローバルメジャーレーベルはグローバル展開している彼らのメリットとリソースを最大限に活かせるので今後も強いでしょう。しかしながら、LaaSが登場すると、際立った特色のない既存のレーベルは淘汰されていくと考えられます。生き残っていくには、レーベルとしての強みや特色が今まで以上に必要になっていくと考えられます。
LaaSに必要な要素
私がLaaSに必要だと思う大まかな機能です。
ディストリビューション機能
プロモーション、マーケティング支援
活動費の提供、資金調達の仕組みを提供
マネジメントサービスや代理店機能
アーティストのニーズやフェーズに合った個別サポート
コミュニティーの提供
さいごに
最後までご覧いただきありがとうございました。
私たちが提供しているB.O.M(ボム)というサービスは将来LaaSといわれるようなサービスにしていきたいと考えております。昨今の変化の激しい時代にアーティストを支えられるそんなサービスにしていきたいです。
また私たちはデジタルマーケティングスタッフ、デジタルセールススタッフ、UI/UXデザイナーなど、募集しています。よろしければ下記サイトをご覧いただけますと幸いです。
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