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なぜ、他人と比較するとヤル気が続かないのか

https://stand.fm/episodes/66f5ff0416020de1a58cc3ff
(音声はこちら)
※以下は、スタンドFMのテキスト版になります

おつかれさまです。
長倉です。

今日は
「他人と比較することがどれだけ無駄なのか」
という話をしていきたいと思います。

やっぱり、SNSでいろんな人の生活を見て
自分と他人を比較したがる人が多いと思うんです。

そういうことがどれだけ意味のないのか、
っていうことをわかってほしい。

たとえば、オレなんかは
1973年生まれですが、

「受験戦争」「団塊ジュニア世代」
今だと「就職氷河期世代」なんて言われてるわけですよ。

一番受験が大変な時期で
偏差値っていうのを常に突きつけられた。

小学校高学年ぐらいから
偏差値っていうのを突きつけられてきたな、
と思うんです。

他人と比較して頑張ろうというのは
確かに一時的にモチベーションが湧くんですね。

ただ、それでは
長くは続かないということです。

頑張れば受験戦争で勝ち抜けるかもしれない。
でも、絶対どこかで負けるわけです。

他の人との比較で得られるやる気では、
持続的な学びに対する主体性は養えません。
ここがすごく重要だと思っていて

・主体的に自分が学んでいく
・主体的に何かに気づく

ことが、社会に出たときにすごく重要だったりするわけです。

ところが、オレたちは教育の中で
他人との比較からやる気が湧くような体の仕組み
にされてしまってるような気がする。

これって結構やばいなって思ってる。

だから、結果的に何が起こるかっていうと、
競争するけども最後には潰れていくってこと。

ほとんどの人は潰れるわけ。

だって、究極的に最後に残るのが1人だとしたら、
1人以外全員潰れていくってことだから、
99%以上の人が潰れるわけです。

でも、そういうのって何の意味もない。
実際、他人との比較からしかやる気が出ない体になると、
何が起きるかっていうと

・主体的に何かチャレンジする
・「今の状況で自分はこれをやった方がいいな」と気づく

ことができなくなる。
だから、言われたことしかできない人間っていうのは
どんどん再生産されていく。

それが今の日本の教育の
問題点なんじゃないかな、
って思うわけです。

よく、「比較してるとつらいから比較をやめよう」
って言われてるけど、他人と自分は違うから
比較したってしょうがない。

オレなんかは、全然他人は気にならないタイプで
そういった意味ではラッキーだったかな、
って思うんだけど。

でも、多くの人がこういう教育を受けてきて
洗脳を受けちゃってる。
だから、

「他人と比較しがち」
「他人に比べて自分が足りないと思いがち」

で、足りない分を補っている。
けど、それって本当に自分のやりたいことじゃないわけ。

だって、他人との比較の中で
自分が足りないな、って思うだけだから。

そういう他人との比較の中で
自分が足りないものばかり埋めてったら、
結構きついよね。

だって、足りないってことは、
他人との比較の中で足りないってことだから。
そもそも、向いてない可能性が高いわけ。

たとえばオレとかは
運動が全然好きじゃないわけですよ。

でも「運動やってるやつがモテるから、オレも運動やろう」
なんて言ったら、つらくなるだけです。

やりたくもない運動を
やらなきゃいけないわけだから。

意外とみんな、そういうふうに
なりがちなんじゃないかな、って思ってる。

とにかく、

「他人との比較から自分が良くなることって
 ゼロなんじゃないかな」

っていうことを
まず理解した方がいいと思います。

他人と比較していいことって1個もない。

だって他人と自分はあまりにも違うから。
元々持った素質も違うし、
生まれ育った環境も年齢だって違う。

そう考えたら他人と比べて
「あの人みたいになりたいな」
「あの人はこういうのできてすごいな」
って思う必要はなくて。

人間なんて基本的には、
どこかができてたら、どこかできない
っていうのは当たり前なわけ。

すごい天才とかオレも見たことあるけど、
天才は他のところが抜けてる。

そういった意味で、ぜひ、
他人との比較について考えてもらいたいな。

とにかく比較は意味がない。

そして、徹底した方がいい。
どうしてもSNSとか見て気になっちゃう人は、
SNSを見ない方がいいんじゃないかなと思います。

特に友人とか身近な人のSNSは
見ない方がいいんじゃないかなと思います。

ということで、またお会いしましょう。

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