03_課題解決と目的
学年通信の裏にこっそりと書いているコラム。 うれしいことに好評なので、noteにもこっそり投稿してみます。 (画像はCanvaを使ってAIが生成しました)
更衣室の記事、読んでいただけたでしょうか?(学年通信の表面はnoteでは非公開です)
子どもたちは3年生になって急にリーダーシップを発揮できるわけではありませんし、18歳になった途端に立派な大人になるわけでもありません。
大切なのは、どのように3年生になるか?
大切なのは、どのように大人になるか?
ではないでしょうか?
私たち大人が「更衣室の使い方が悪いので、今後は〇〇します」とやってしまえば、一見、解決したようにも思えますが、目的はそこではありません。
「生徒が自分たちで課題を解決できるように育てること」が目的であり、我々の役割です。もちろん、子どもたちのアイディアですから、サポートが必要な場面もありますし、「うまくいかなかった」なんて結果になることもあると思います。しかし、その「自分たちでやってみた」という経験こそが学びなのではないでしょうか。
正解だけを知っているより、不正解とその理由も知っていたほうがいい。
うまくいかない時にどうすればいいかを考えられる力があった方がいい。
また、子どもの方が子どもの気持ちをよくわかっていますし、柔軟なアイディアも出てきます。「先生、棚にラベル貼っていいですか?」「ポスター作ったんで印刷してください」こんな生徒たちを見ると「新世代は可能性の塊だな・・・」って思います。
ところで、最近のわが子。
「パパ、いつもカギさがしよるけ、かえったらげんかんにおいとけばよくない?」
新世代恐るべし・・・。6歳に課題解決してもらう、42歳です。
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