10日目 PDFの管理
国立教育政策研究所から「指導と評価の一体化のための学習評価に関する参考資料」が公表されました。
学習指導要領をはじめ、このようなPDFの閲覧にはDocumentsというアプリを利用しています。
PDFで管理するメリット
学習指導要領だけでも、教科、特別活動、道徳、総合的な学習の時間…と4冊あります。小学校になると全教科ですからかなりのボリュームです。
PDF化のメリットは大量の書類をコンパクトに保管するだけではありません。検索・編集・共有がデジタル化の最大のメリットです(保存した資料も開くことがなければ意味がありません)。
すぐれた検索機能
ページをめくる時に何度もスワイプするのは大変。Documentsはスライダがあるのでページ移動も一瞬。さらに、スライダの上にサムネイルが表示されるので、「あの図はどのページだったかな?」なんて時でも簡単に探し出すことができます。
もう一つ検索に役立つ便利な機能が「しおり」。学習指導要領を冊子で持っていた頃は、付箋だらけでフライドポテトのようになっていましたが、Documentsならしおりの枚数は無制限。そして、しおりの数が増えてもフライドポテトにはなりません。当然、虫眼鏡からキーワード検索も出来ます。
優秀な手書きメモ
手書きメモやマーカーだけでなく、電子書籍みたいにテキストにそったマーキング、スタンプや署名なども利用できます。
Documentsの便利なところは、手書きメモを消しゴムで消してもテキストにそったマーカーは消えないところです。
クラウドと連携
Google driveやDropbox、iCloudと連携できるので必要な書類をPCにダウンロードし、iPadで閲覧や編集することが可能です。
他者と共有
編集したPDFは、右上の「・・・」から「共有」(カブトムシアイコン)をタップすると簡単に共有できます。紙のように人数分コピーする必要はありません。他の人が上書きすることも可能ですし、原本も残せます。
紙をリサイクルする前に、紙を使わない。
探す時間、印刷する時間を短縮する。
個人レベルでできる働き方改革はたくさんあります。
Input:国研の資料を読んだ
Output:Documentsによる仕事術を紹介
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