09_叱ると怒る
学年通信の裏にこっそりと書いているコラム。 うれしいことに好評なので、noteにもこっそり投稿してみます。
「相手のためを思って…」そう思って、子どもを「叱る」ことが、今まで何度もありました(仕事でも家庭でも)。
先輩から「叱る怒るは違う」と教えられ、感情に任せて「怒る」のではなく、相手にして欲しい(ほしくない)ことを伝えて「叱る」ことを意識してきました。
しかし、「叱る」を繰り返すたびに、「なぜ繰り返すのか?」「なぜ伝わらないのか?」と歯痒い気持ちは強くなるばかり。
そんなある日、衝撃的な言葉に出会いました。
臨床心理士の村中直人さんの著書「叱る依存が止まらない」です。
詳しい内容は割愛しますが、今までの価値観を揺るがすような本でした。
「なるほど…」と思いながら読み進めても、今まで染み付いてきた自分の価値観や行動を変えるのは容易ではありません。ただ、スマホのOSのように、自分自身をアップデートしていくことは必要だと考えます。
さて、わが家の食卓。「ご飯できたよ」「ご飯できたよ、座って」「3回目」「何回言ったらわかる?」「無視してるの?」「自分が知らん顔されたらどんな気持ちよ?」…口調が徐々にヒートアップする42歳。
6回の裏、コタツから出てこない6歳・・・
7回の表、父は起死回生の声かけができるのか?
「代打、ChatGPT」
「こっちは疲れてるのにそんな声掛けできるか!」
「そんなんでうまくいくほど子育ては簡単じゃない!」
…とAI相手に怒っても仕方ないわけで。
さて、今日は1回目に来てくれるでしょうか?
いや、その前に私自身が、どう関わるか(前さばき)ですね。むずかしい。
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