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KMB vol.0 ありがとうございました!

報告遅くなりましたが、3月23日、『Kenta's Music Base vol.0』無事開催できました!

来てくれたみなさん、ありがとうございました!
チケット制じゃないってのは本当にドキドキで、どれくらいの人が来てくれるか全く予想もできずハラハラしていましたが、蓋を開けてみれば、用意していた席がほとんど埋まるくらいという、とっても丁度良い塩梅にたくさんの人が来てくれました。こんな、どうなるかよくわからない謎イベントに、本当にありがとうございました!

なにしろ初めてのことで、色々と予定外なことになったりもして、反省点も多々あるんですが、何はともあれ僕はとてもとても楽しかったです。
臨機応変に対応&サポートしてくれたkusuguru studio&チームkusuguruにも大感謝!彼らの協力があって開催できたイベントでした。

では実際どんなイベントになったのか?
反省点や改善案も織り交ぜながら、レポートしてみたいと思います。


18:30、『Kenta's Music Base』オープン。
オープンから、まずはレコードをただかけている時間だったのですが、最初はバーみたいなイメージで照明を落としていたんです。しかし!「読書でも何でも好きに過ごして欲しい」と言っていたのに、この照明では暗いのでは?というご指摘をいただき、確かに!ということで、照明を割と明るめにしました。
最初から一度に沢山の人が来たわけではなく余裕もあったので、ドリンクはなるべく僕が作って提供しました。飲食店でバイトしてた頃はドリンク作るの好きだったなーと思い出して楽しくて。レコードは一曲ずつではなく同じレコードから数曲続きでかけていたので、手を離せるときにはなるべく僕がドリンクを提供しました。

レコードをチョイスしてかけていく時間がしばらく続きます。
ターンテーブルは1台だけで、レコードからレコードへと曲を繋いでかけていくわけでもないので、僕は妙に手持ち無沙汰に…。そこで予定外に、曲やアーティストについてのトークを織り交ぜることにしました。
曲をじっくり聴きたいって人もいるのかなとも思い、躊躇もあったのですが…でもきっとみんな知らない曲だったりもするだろうし、せっかくならその曲について知ってもらおうかなと。

これが楽しかった!
押し付けがましいかもしれないけど、僕の好きなアーティストや曲にまつわる話、素敵なポイントなどを、プレゼンするかの如く割と熱めにトーク。
そういう話って、本当は人と沢山したいのに、できる機会がなかなかなくて。そういう話のできる仲間とも会えないのが続いているから尚更でした。
みんな聞いてくれるし…嬉しくて楽しかったです。

でもこれは、手元にミキサーを用意してなかったので、音量の加減の調節を自分でできなかったのが反省点。次回からはミキサー手元に設置することにします。それにマイクスタンドがあるのにマイクスタンドを使わなかったのも反省点かな。使えば両手が空くから色々ともっとスムーズだったはず。

そんなことをしていたら、あっという間に20:00に。
20:00からリスニングトークを予定していましたが、解説を織り交ぜながら曲をかけて、というのが熱を帯びてしまったのと、ちょうどドリンクを作るタイミングも重なったりして、結局20:20くらいからリスニングトークをスタート。
内容は事前告知通り、レコードについてのあれこれ話とPP&M特集。
しかしこれがまた難しかったというか…レコードのあれこれ話を軽めにしてからPP&Mをと思っていたんだけど、レコードの話をしはじめたら話したいことが芋づる式に出てきちゃって。レコードにハマった経緯だとか、アナログとデジタルの話とか、オリジナル盤とは?とか、モノラルとステレオとか、LPと7inchとか…。
ちょっと広げ過ぎましたね。今回だけで色々説明しようとしすぎました。
PP&M特集は、そんな訳であまり時間が取れなかったけど、絶対かけたいと思っていた曲はかけられたし、話したいこともだいたい喋れたとは思います。でももっとやりかったなーとも思います。

弾き語りコーナーは21:00を大きく過ぎてからになってしまいました。
しかも、なんだか、え?弾き語りするの?っていう空気感に感じてしまって…ただでさえ弾き語りなんて滅多にしないのに…!とんでもなく緊張してしまった…。
でもそんな不思議な空気感に感じていたのはじぶんだけだったという話も。実際どうだったのでしょうか。
今回はトラディショナルというよりスタンダードナンバー、「This Land Is Your Land」「Nashville Blues」を弾き語り。
いつもライブではアコギの音はピックアップで拾った音になってしまうけど、本当は生の音が一番いい!ということで、生音で。ギターは1973年のMartin D-18でした。生音は生音でなかなか難しいもんだな、と。不思議です。家で練習しているときは生音なのに。人前で生音でやるとまた全然違う感じ。奥深いですね。Nashville Bluesは間にギターソロみたいなのを弾くつもりだったのですが、ビビって端折りました。ごめんなさい。
でもこれ、毎回続けていけば、僕自身、気づいたらレパートリーが増えてる!ということにもなるので、ビビりながらも続けていきます。

その後、またレコードタイムを少ししてから、最後にはThe Bandの「The Weight / I Shall Be Released」のUKオリジナルの7inchを両面フルで聴いて締め。「I Shall Be Released」で締めたのは素敵でしたね!

そして最後、来てくれた皆さんをお見送りして、終了したのでした。


とにかく楽しかったです。嬉しかったです。
思っていた以上の楽しさで、勝手に興奮してました。

同時に、どうしたら良いのかわからずオタオタした部分もあるのですが…
第二回、第三回と続けていくことにしたので、色々探りながら、少しずつ整えていきたいと思います。
なので、来てくれたみなさんには意見をいただきたい!既にあちこちにチラホラと意見もいただいています。ありがとう。何かあればどこにでも構わないので、意見をください。
よりよりMusic Baseにしていきたいです。

第二回目の日程も近日発表します。
そしてその先の第三回目まで発表できたら良いなと思っています。
基本的な内容は変わらないと思いますが、果たしてこのイベントはどこへ向かうのか?そもそもどこかに着地するのか?変化し続けるのか?
とにかく僕自身が楽しめるものとして、できれば月一ペースでやっていきたいと思っています。

そして次回以降、いくつか考えている案として、
・フード(手作りカレー?)を出す
・レコードをかけながら、コーヒーを淹れる
・ゲストを呼ぶ
・自分もお酒を飲んでさらに楽しむ
ということなどがあります。
どれが実現可能なのか?どれもやってみないとわからないので…まずはやってみるしかないですね。
楽しみです。


気にしてくれていても、来られないという人もきっといると思います。この状況もあるしね。
僕は、楽しく続けていくことを目標に、自分が楽しい限りは、細々とでもやっていくつもりです。というか、より楽しめるように試行錯誤しながら、ですね。なので気になっている人は、いつかタイミングが合ったら来てください。ゆくゆくは、場所さえあれば、東京以外でもやりたいと思っています。レコード重いけど…

というわけで、
『Kenta's Music Base vol.0』
開催レポートでした!

Photo by Daishiro Futakami (kusuguru)

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