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他者と比較をしても仕方ない。納得度より成果を追求しよう。

 総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太(@kenta_u2)です。先日、現在マネジメントをしている一般社団法人たかぎスポーツクラブの取材をしてくださった新聞記者さんに私の年収を聞かれて正直に答えたら、「え?そんな金額でやってるの?それはキツイね」と言われ、そう思われるような年収でいたら、いつまでも総合型地域スポーツクラブとか地域スポーツクラブとかクラブマネジャーの仕事は舐められたままだなと、逆襲を胸に誓っています。思えば私は子供の頃から、“チビ”ゆえに見た目で舐められるところから始まって、いちいち見下してくる人間を見返すという作業を延々と繰り返してきました。逆襲は得意です。価値は自分で作るし証明します。(一人でやるという意味ではないです。私は組織が好きです。めちゃくちゃ助けてください)

 さて今日は、 『比較をしても仕方ない』というテーマでお話したいと思います。なぜこんなことを言うのかというと、本当に、比較なんてしていても仕方ないと思うからです(笑) 時間の無駄というか、パワーの無駄というか。そんなこと考えてる暇があるなら、やれることをやればいいじゃないと思うからですね。とはいえ、私もどうしても他人と比べてしまうことはあるので、自戒を込めて書いておきたいと思います。

 さて、なぜ私達は自分を他人と比較してしまうのでしょうか。たぶんそれは、自信がないからだと思います。例えば私は、自分がクラブから給与として取っている報酬の妥当性に自信がありませんでした。安いとは思いながらも、この組織ならこんなものかもなという思いもありました。そうすると何をするかというと、他の職業はどうなんだろうとか、県の平均はどうなんだろうとか、他のクラブマネジャーはどうなんだろうとか、色々とリサーチをして比較してしまっていたんです。一応それは、基準を作る為の作業のつもりではありましたが、その作業が『不満』みたいな感情を作り出すこともあったと思います。「俺はこんな安い給料でこんなに仕事やってるのに」みたいなものですね。たぶんこの感情は、自分に自信を持っていたら出てこないものなのだと思います。自信がない私は、客観的な事実でしか報酬を上げられないと思い、その結果、ダイレクトに収益を証明できる『指導』の仕事を増やし、クラブ全体の利益を出してきました。これなら文句ないだろ、と私は自分に言い聞かせながら仕事してきました(笑) (報酬を上げないとかクラブ幹部に言われたわけではなく、あくまで自分の自信のなさをカバーする為ということです!)

総合型地域スポーツクラブでよくある比較

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5