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総合型地域スポーツクラブは指導者育成の場としての価値を持っているのかもしれない説

 どうも!ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。

 今日は、特にテーマはなく、ふじみスポーツクラブや私個人もなかなかいい感じにいっているのかも!という話と、モヤモヤする話をしたいと思います。

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 まずは、ふじみスポーツクラブの会員数が30名を突破しました!設立から3か月半で30名!今年度の目標の半分まできました!本当に素晴らしい方々が入会してくれていて、とても楽しいです!ありがとうございます!

 本当なら今がちょうどいい規模感なので、ここらで皆でバーベキュー大会でもやりたいところなのですが、コロナをどこまで気にすべきなのかがなかなか読めず、そういったことを一切できずにいます。そこはちょっともやもやポイントです(^^;)

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 次は、「本当にあり難いことだなぁ」と思ったお話です。私は火曜日にふじみ野市の上野台体育館というところでテニスの指導を2コマやらせていただいています。1・2年生のクラスと、3・4年生のクラスです。

 実はこれは、上野台体育館の指定管理者が主催のテニス教室で、それをふじみ野市の総合型地域スポーツクラブである、ふじみ野ふぁいぶるクラブが指導を依頼されているものです。そのふぁいぶるクラブが私に声をかけてくださって指導をさせていただいているという形なんですね。しかも私はそれを、ふじみスポーツクラブとしてお受けしているという状態です。

 昨日、いつも準備から手伝ってくれる1年生の子の保護者から相談を受けたんです。「この子は3年生以降はどうしたらいいでしょうか?」と。つまり、1・2年生クラスを卒業してもテニスは続けられるのか心配しているということなんですね。その直後の時間帯に3・4年生のクラスをやっているので、それを案内し、さらに金曜日にはふじみ野ふぁいぶるクラブの4~6年生のクラスがあることを案内すると、安心してくださいました。そして、「先生の教え方が上手だから、ずっとお願いしたい」みたいなことを仰って下さったんです。「保護者みんなで話してたんです」って。これは本当に嬉しかったです。

 このクラスは1年生8名、2年生2名をバドミントンコート1面分でやってるんですね。本当は2面分使えるんですけど、1・2年生クラスでコーチ1人で2面使うのはなかなか勇気がいるので、1面でやってます。普通の体育館の床で、あまり広くないスペースでマネジメントしなければいけないので、実はここだけの話なかなか大変なんですよ(^^;) みんないい子だし、一生懸命やる子が多いんですけど、私は楽しさを大切にするやり方ですから、その分ワチャワチャもするんですね。ワチャワチャして楽しいけど、締める所は締める。ちゃんと上達するというところを目指しています。だからというわけではないのですが、なかなかパワー使うんですね。そこに、お褒めの言葉をいただけたのは本当に嬉しかったです。

 その流れで、私のことやふじみスポーツクラブのことを話したら、「チラシ持って来て!」みたいなことになったので、主催者とふぁいぶるクラブさんに確認して配らせてもらおうかなと思います。一応これまでは、自分やふじみスポーツクラブの宣伝はしないように控えていたのですが、参加者からの要望ということであれば許されるかもしれないので(笑)

 いずれにしても、私の指導を気に入ってくださっているということを、言葉にして伝えていただいたことが非常にあり難いです。数字以外の面では、なかなか評価を受けるということはなく、「自分の指導はどうなのだろう?」と不安に思うこともたまにあるので。

 そして、さらに自信を深められたと思うのは、おそらく私の「教え方がいい」というのは、テニスの技術指導のことではないと思うんです。保護者のかた曰く、「あのやんちゃな子たちをまとめるなんて凄いです」なので、どちらかというとマネジメント能力のことを褒めていただいたのだと思います。練習の構成や、動きの流れの設計、声掛け、この辺りですよね。

 実はこのあたりの能力は、結構汎用性が高いなと思っている部分です。つまり、テニスだけでなく、他の種目の指導をしても発揮できる能力だと思っています。総合型地域スポーツクラブをやっていく中でかなり鍛えられてきたのかなと思います。

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 さて、ここから考えると、総合型地域スポーツクラブの新しいポテンシャルが見えてきます。それは、指導者育成の場としてのポテンシャルです。もし、私のように複数種目の指導をすることが、指導力を上げるのに有効だとするなら、総合型地域スポーツクラブは最適な場となります。ということは、例えばコーチを育成したいサッカークラブからコーチを預かり、複数種目の現場を経験させてコーチとして成長させてお返しするという事業が成立するのかもしれません。
 なるほど。これは面白いかもしれませんね。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5