チャレンジで大切にしていること
どうも、上杉健太(@kenta_u2)です。”誰もが、いつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる”総合型地域スポーツクラブを広める活動をしています。これまで7年間長野県のクラブをマネジメントしてきて、現在は埼玉県富士見市で立ち上げにチャレンジしています。
今日は、私が総合型地域スポーツクラブのマネジメントにチャレンジし始めてからこれまでの7年間で大切にしてきたことを振り返ってみたいと思います。というのも、富士見市でのチャレンジもまったくもって簡単なものではなく、早くもたまーにネガティブな気持ちになることがあるので、こういったところで言語化して自分で自分を励ましておく必要があるのです(笑)
どうぞ読者の皆様におかれましては、お付き合いください。
転職とか起業(脱サラ)とか、そういうものにチャレンジをしようとすると、よく心配されるのはお金(収入)です。「チャレンジしたいけど今の会社をやめられない・・・」というような人の理由のほとんどがこれではないでしょうか。確かに、お金は大事です。今のところの社会では、お金がなくてはたぶん生きていけませんから。
私は、新卒で働いていたのがとても素晴らしい会社だったので、私にとっては余りある多くのお給料をいただいていました。そこから地域おこし協力隊として総合型地域スポーツクラブのマネジャーになったので、転職当時は年収が1/3ほどに減りました。
正直に言うと、不安がなかったわけではありません。ただ、うちには当時子どもがいませんでしたし、夫婦二人ならちゃんと働けば死ぬわけはないと思っていました。
つまり、『年収が下がる』ということ自体はまったく気にしなかったということです。
(※総合型地域スポーツクラブのマネジメントにチャレンジするというのに、年収が下がらないわけがない)
気にしたのは、『それでずっと生きていけるか』ということです。そういう意味ではやはり収入は大切です。でも、余るほどに欲しいわけではない。普通に生きられればそれでいいし、好きな仕事が続けられるほどの収入が確保できればそれでいいし、家族と一緒に幸せになれればそれでいい。
でも、自分で作り上げた組織で収益を上げ、そこから得られる年収が上がっていくことはとても大きな喜びでした。お金を稼ぐことを悪く言う人もいますが、社会の為になることをしてお金をいただくというのは、私にとっては非常に大きな喜びです。
以下は、私が大学を卒業して本格的に働き始めてからの年収をざっくりグラフに表したものです。どのタイミングで総合型地域スポーツクラブのマネジメントにチャレンジしたかは一目瞭然でしょう(笑)
新卒で入った会社の給料の方が大きさはありますが、総合型地域スポーツクラブを作り上げて自分で稼いだ小さな収入の方が、喜びは大きいです。自分で稼いだと思えるお金は、喜びになります。モチベーションになります。さらなる社会貢献のパワーになります。これは、チャレンジしたからこそ気づけたことだなと、今でも思います。
(※この年収グラフは、次の38歳の年はまた一度ガクンと落ちることになります笑 ←この笑は大事!)
私がこんなチャレンジができるのも、根底には「死なないだろう」という楽観があるからです。私にはどうしても、死ぬイメージが持てないんです。周りからどれだけ無謀だと言われても、「本当に死ぬのかな?」みたいに思ってしまいます。
私はそれなりに一生懸命勉強してきたし、真面目に働いてきたし、努力だってできる。あり難いことに、人からそれなりに評価していただける学歴とか経歴といったものもある。そんな人間が誠実に働いて、生きていけないわけがない。この裕福な日本という国が、そんな社会であるわけがない。そう思っています(笑)
だから余裕だぜ!って思っているわけではありません。「ちゃんと努力すれば死なない程度には生きられる」ということを言っています(笑)
でも、「死なないだろう」という楽観がなければ、チャレンジはメンタル的にもかなり厳しいものになってしまうと思います。そうなるとチャレンジに向かうパワーも削がれてしまうので、『楽観』は私がチャレンジを続けるうえで結構大事にしている考え方です。
これと同時に決めていることは、「死んでまでやらない」ということです。例えばいよいよ我が家の生活費が足りなくなったとします。そうしたら私は、生活を優先させると決めています。生活に余裕が出るまでお金を稼ぐことを優先させるつもりです。
その間も総合型地域スポーツクラブのマネジメントは細々と続けるつもりですが、残念ながらそこに費やすパワーと時間は激減してしまうでしょう。だからこそ、今は頑張り時です!
でも撤退ラインはちゃんと決めているということです。死ぬ覚悟ではなくて、生き続ける覚悟をしています。
最後に、もう一つ私が決めていることをお伝えすると、「自分の力を社会の為に最大限使えるのは、総合型地域スポーツクラブの普及」だということです。世の中にはたくさんの仕事がありますが、私の力を最大限社会の為に使うなら、総合型地域スポーツクラブだということです。
私ごときの微力なパワーでも、社会の為に使いたいじゃないですか。そして、それをなるべく最大化して使いたいじゃないですか。それが私にとっては、総合型地域スポーツクラブの普及だと思っているんです。
だから私は、総合型地域スポーツクラブの仕事を本業にして、なるべく多くの時間とパワーをそこへ費やしたいと思っています。それが私にできる社会貢献だと信じてやっています。
私が大切にしていること。
自分を最大化できることで社会貢献をし続けること。
まとめるとこんな感じなのかなと思います。引き続き頑張ります!
今回もお読みいただきありがとうございました!
ではまた!
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総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5