35.92%
35.92%
タイトルにもある、こちらの数字はなにを指すのかわかりますか??
これは2023年4月9日に行われた、愛知県議会選挙の豊橋市の投票率です。
前回の2019年のときは38.75%でした。
38.75-35.92=2.83
で2.83%。
約3%投票率を下げたことになります。
豊橋には約30万人の有権者がいますので、単純計算ですが前回より約1万人の有権者が投票にいかなかったこということです。
ニュースや新聞などで「投票率が下がりました・・・」と聞いても
「ふーん・・・」くらいの反応ですが、実際に数字にしてみると現実味がましますね。
若者の「政治ばなれ」が各メディアで何年もいわれてきていますが、今回の愛知県県議会の結果をみると、さらに拍車がかかったといえそうです。
ちなみに、豊橋市の20歳~29歳までの有権者かつ一般的に若者といわれている30歳未満の人口が18,267人で約2万人になります。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/45346.htm (豊橋市HP 年齢男女別人口表)
わたしの周りでは80歳以上の方でも今回の選挙の投票にはいかなかったと言っていましたので、若者だけが選挙にいかなかったわけではないので至極当然のこと。
そもそも投票率が30%程度ですので、全有権者の3人中1人しか投票にはいっていません。
さきほどの80歳の方の話を聞くと、
「今回の選挙ははじめて行かなかった。自分や家族のことで忙しかったこと・県議会議員に知っている人がいないということもあるが、なんだかピン!と来る人がいなくて結局、投票に行くのをやめた」
と言ってました。
選挙の規模が大きくなればなるほど、自分とは遠い世界の話と感じられるのも無理もありません。今回の県議会のあとには市議会議員選挙がありますが、そちらは規模少し小さくなるので、毎回県議会選挙よりは投票率が高いです。
規模の大きさにかかわらず、どれだけ有権者との距離を縮められるかが投票率の増減に影響してくるのではないか、とさきほどの方と話していて感じた次第です。
なぜ選挙に行かなければならないのか?
について、わたしが学生時代に読んだ本の紹介もしようと思ったのですが、本のタイトルを忘れてしまいました。
また、思い出したら紹介します。
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