知らない職業は目指せない
小さい子供に将来の夢を聞くと、「野球選手になりたい」、「宇宙飛行士になりたい」と返ってくるのが王道だと思います。女の子の場合は、「ケーキ屋さんになりたい」、「幼稚園の先生になりたい」といった感じでしょうか。
一方で、「経営コンサルタントになりたい」、「データアナリストになりたい」という子供とは出会ったことがありません。
つまり、知らない職業は目指せない、ということです。
野球選手というのはテレビで馴染み深い存在ですし、ケーキ屋さんというのは街で目にするものです。一方で、経営コンサルタントやデータアナリストというのは、子供たちからは遠い存在です。親がその職業だったとしても、経営コンサルタントやデータアナリストが何をしている人なのかを理解できる子供はいないでしょう。イメージができないことは、行動に移すことができないというわけです。
この話は子供に限った話ではないと思います。
「行動」は「思考」に制限されてしまいます。だからこそ、世の中のことを広く深く知っておくことが大切なんだと思います。
様々なことを経験をしながら社会の構造を知っていく中で、やりがいを感じられる仕事、自分に向いている仕事、自分の価値が発揮できる仕事と出会えるのだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?