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Google Earthでゆく世界探訪
みなさんこんにちは。
今回は、Google Earthというアプリを使って、世界にある地形を見ていきたいと思います。
1.はじめに
今みなさんが見ているのは、私たちの暮らす星"地球"です。
地球上の約70%が海に覆われた、まさに青い惑星。
そんな地球には、豊かな自然と多様な生物たち。
そして、様々な地形が形成されています。
これから、地球上の様々な場所をGoogle Earthでめぐりつつ、「なんでそんな地形ができたのか?」について考えていきましょう。
コロナで外出ができない今だからこそ、少しでも旅の擬似体験ができれば最高です。
Google Earthでめぐる世界探訪の始まりです。
2.大地の大釜
さて、それでは最初に向かう先はというと。
やはり最初ということで、日本の北海道に向かいます。
北海道という場所を選んだのは、僕と関係があるからというわけではなく、
紹介したい地形が北海道にあるためです。笑
関西に住む僕からすると、やはり1度は行ってみたい場所ですね。(*´∀`*)
今回は、北海道のなかでも南の方、洞爺湖町(とうやこちょう)という場所に行ってみましょう。
洞爺湖町にある巨大な湖が、今回の目的地となります。
実際に、洞爺湖町を上空から見てみると、大きな窪地のような場所があることが分かります。
この巨大な湖、洞爺湖(とうやこ)が本ブログのテーマですね。
洞爺湖に行くべく、まずは洞爺湖の最寄りの駅となる洞爺駅に向かいましょう。
洞爺駅があるのは、周りに住宅街と町役場、小学校やお寺などが建つ場所です。
これだけなら普通の街の風景という感じかもしれません。
ですが、少し離れて見てみると、洞爺駅のすぐ南には内浦湾という湾があり、北にはこれから解説する洞爺湖があるんです。
洞爺駅自体もとてもキレイな駅ですし。
なので、場所としては最高と言えます。
巨大な湖と湾の両方が近くにあるというのは、なんとも贅沢ですよね。
内浦湾にしても、とても湾との距離を近く感じられる場所だと思います。
道路と湾の間を仕切る物も、ほとんどありません。
それでは、洞爺駅(とうやこ)の近くの紹介はこれくらいにして、そろそろ洞爺湖の解説を始めたいと思います。
洞爺駅から洞爺湖まではバスで移動し、洞爺湖に着くと、こうして広大な湖が前に見えてきます。
洞爺湖は、上から見ると巨大な窪地のように見えますが、この湖はどのようにしてできたのでしょうか?
これに関しては、「カルデラ」が大きく関係しています。
カルデラについて、順を追って説明しましょう。
まず、地下に溜まっていたマグマが地上に流れ出すことで、地下に空洞ができます。
毎日新聞より(https://mainichi.jp/articles/20171223/ddm/003/070/111000c)
そして、その空洞の上の地面が陥没することでできたのがカルデラというわけです。
大規模な窪地といった感じですね。
さらに、洞爺湖の場合は湖なので、このカルデラに雨が降って水が溜まるという過程が必要です。
巨大な窪地に雨が降って水が溜まる。
こうして、洞爺湖という湖が誕生したわけです。
このように、火山の活動と雨が生み出した地形というのがカルデラです。
地理的にも気になる場所ですが、単純に旅の行き先としても良いですよね。
ますますコロナの収束が待たれます。