-Day 2- イスラエル3.5日間の滞在で1000人に夢を聞く
『猛烈な暑さと、挑戦と、悲しさ』
2日目は、砂漠の入り口と言われるイスラエル南部の「ベエルシェバ」へ行く。道中、マサダ遺跡と死海があるとのことで、その辺も寄りつつ向かう予定
-イスラエル通貨、シェケルの必要性
朝9時発のバスに乗ろうと思い6時頃起床、、、、、、の予定が24時間以上動きっぱなしだったせいか、起きれず、8時頃起床。
顔を洗ったり、歯磨きをした後、早速出発準備。
ホストはまだ寝ていたため、置き手紙と、昨日借りた5シェケルを置いて、静かに家を出た。
さて、どうやってマサダ行きのバスがでるCentral Bus Stationまで行こうか。ということになり、徒歩だと1時間以上かかることだけは把握していたので、バスで行こうと、近くのバス停に向かう。
「これCentral Bus Station行く?」と聞くと
「あー行くよ 〇〇番のバスだね」と言われ、ほっと一息
と思いつつ、ドル使える?と聞いてみると、
「バスは基本ドルは使えないよ。シェケルだけだね」
と言われ、昨日のうちに換金したシェケルはお互い使い切ってしまい、残りはドルしかなかった。
まじか、、、、と思いつつ、これは歩いてCentral Bus Stationに行くしかない、、、と心に決める。
Google Mapを見る徒歩で1時間40分はかかるとのこと。
2日目から早速かよ、、、、、と思いながら、仕方ない、街まで出て、換金できたら路面電車乗ってCentral Bus Stationまで向かおう。と話し合い、
歩き始めた。
朝飯食べてないよなと話しながら、アラブ人がやっている、よくわからないパンに色々詰めてくれるようなお店で日本円で200円くらいでパンを買って歩きながら食べた。
これは本当になにかわからない。ただ言えるのは少しスパイシーのまあまあ美味しいサンドイッチみたいなもの。
歩き始めて、30分後、ようやく車通りのいい通りにでた。
「ヒッチハイクしない?」
と僕から声をかけ、
人生で初めて、ヒッチハイク。しかもエルサレムで。
風は強いわ、気温は高いわでもう、ぐしゃぐしゃになりながら、
頑張って笑顔をつくりあげながら、、、がコレ。
まあ、だれも止まらん。笑
そんな止まらんのかよ~と思いつつ、だからといって、ここで長く待っていても、仕方がない。ということで、そそくさと切り上げ、歩いて向かった。
途中すれちがう人にも話を聞きたかったが、何より、Central Bus Stationに着いて、さっさとバスに乗ることが最重要事項だったため、聞かずに向かった。
そして、街にでると換金所を見つけ、手持ちのドルをすべてシェケルに換えた。
2人とも換金をし、よし、これで路面電車乗れるぞーと思い、無事乗車し、Central Bus Stationにつくことができた。
Central Bus Stationにはなぜか軍人さんがやたらと多かった。
そんな中をすり抜けながら、ときおり、軍人さんにマサダ遺跡行きのバスって知ってる?どこから乗ればいい?と聞きながら、無事乗車することに成功。
ちなみに、軍人さんの夢もしっかりと伺いました。笑
その後バスに揺られること1時間半、目的地のマサダ遺跡に到着。
着いたー!と、同時に熱風!肌が焼けるようにピリピリとする、、、
マサダ遺跡にはケーブルカーがあり、それに乗って、山(?)の上に行くと死海を上から眺めることができるらしい。観光客かよ。笑
これが、頂上からの景色。奥に見えるのが死海。
まあ、でも観光客や、地元の人は多いのであろう。
いない!!!!!
いや、いることにはいるんだけれども、もっと多い人数を想像していたからこそいない。
いや、いかんいかん、こんなんじゃ1000行かない。困った。
すると、他国の修学旅行生と思われる集団を発見。
聴きに行こうと思うと同時に、やはり、まずは先生に許可を取ったほうがいいだろうと考え、探すもみなさん大人びた顔立ちでだれが先生だかわからない状況。
やっとの思いで見つけると、声をかけた。すると、
いい活動ね。ではまず私の夢からね。と始め、ノアの方舟について10分強語られた。すると子供たちもなんだなんだといわんばかりに集まって、写真は撮られるは動画は撮られるわで一躍人気者に。
マサダ遺跡で印象に残ったのは、とある女性4人グループ。
順番に聞いていくと、実はこんな夢があるの。と話し、周りは、え!?知らなかったんだけど!?と、4人の仲も深まったようで、聞いてよかったなぁ、和んだなぁと思う瞬間の1つだった。
–いざ、死海へ
死海へ向かうため、またバス停に向かう。
まあ、暑い暑い
バス停で待っていると、少しづつ若者が集まってきた。彼らも死海に行くとのこと。
男性2人はドイツから、女性1人はポーランドからとのこと。
夢を聴くと同時に、
不謹慎かもしれないが、第二次世界大戦の話で話が弾んだ。
その後、バスに乗り込み30分ほどすると、死海に着いた。
さっそ、まずは死海がどんなもんかみにいった。ものすごく綺麗
ちなみに味は、「最初は猛烈にしょっぱい、でもすぐ苦い」という感じ。
乾いた空気での38度は外に出るだけで体がピリピリ痛い。日焼け止めいくら塗っても足りないくらい。
ただね、そんなことはどうでもいいくらい、
びっくりするくらい
人!いない!!!なんで!!!
違うビーチきてしまったかなぁと思い、いた人に聞いてみても、ここが一番有名だね、今日は人少ないけど。と言っていた。
これはもう運が悪いと思うしかないのか…凹みながら友人を、ふと見ると、
浮いていた。
気を取り直して、ビーチから少し離れたリゾートホテルが立ち並ぶところで聞き込み。
しかしそこでは、リゾート地ということもあり、邪魔されたくないのか、人を悲しませるような言葉をたくさん言われた。もちろん真剣に答えてくれる人もいたけれど、、、、
人がいない+好意的でもない
ならば、聞きにいくのはやめて、
興味あるならこっちきて!話聞いて!スタンスにしようと変更!!!
ビーチ戻って、折り鶴を持ちながら、
立ち、声かけ。
あっついし、恥ずかしいし、何やってんだおれええええ。とか思いながら、でも、やらなきゃ人は集まらん、やるしかない。やってみるしかない。と思い、恥ずかしさを必死で隠しながらやった。
人が元々いないこともあり、集められる人数にも限りがあった。それでも声をかけ続けた。
恥ずかしくて真っ赤になってたと思うけど、
きっとそれは日焼けのせいだ。と信じている。
ということで、寂しくも悲しく2日目は終わる。
でも、
多分、
死海ビーチの前で折り鶴持ちながら、
あなたの夢はなんですか?
って、聞いた日本人は、
初めてなんじゃないかな。笑
なんてことを考えながら、ベエルシェバ行きのバスに乗り込む。
(実は乗り込むまでに色々な人に助けてもらったりしたけど、それはまた次の機会に)
バスから見えた夕焼けと死海を見て、少し涙が出たのを覚えてる。
1000人に達成しないかもしれないと感じた悔しさももちろん、
人を悲しませる言葉を言われたことや、
死海の奥はヨルダンという国があって、
色んな人に夢を聞くけど、
みんなただ幸せになりたい、
楽しく過ごしていたいっていう人が多くて、
それでもビーチで、ふと空を見上げると、戦闘機が飛んでいて、
などなど、
色んなことが溢れ出してきて、言葉にならず、涙が出た。
2日目終了
夢を聞けた人数:80人
計:172人
**残り:828人 **
Pc: @junsuzuki1122
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