見出し画像

自暴自棄がくれたチャンス

おっす!わし、健斗っちゅんだげど...。
みなさん「自暴自棄」ってどんな感覚?


どう考えてもネガティブだし、誰だってなりたくないはず。
一旦、自暴自棄の認識を合わせておきたいんだけど。
精神的に追い込まれて自分を粗末にした結果、ヤケクソになること。


ただ、自暴自棄ってネガティブってだけじゃないと想うんだよなあ...。


28歳の時に3歳の頃から溜めてきたストレスと疲れが限界に達した。
そして、自暴自棄になったんだけど結論、なってよかった。


どういうこと?って想うよね。


なんでかって言うと、これ以上ない程どん底に落としてもらえたから。


いやいや、どん底に落ちたらマズいじゃん。
どういう発想してんのって想われるかもしれない。
ただ、どん底に落ちなかったらもっと酷いことになってたはず...。
そんな自暴自棄になれてよかった理由を話していく。

合う人と環境を求める

3歳から25年わざわざ苦労することを延々繰り返してきた。
なんでこうなったかって言うと、人の機嫌を一番に考えたから。


「“相手はこうしたいって言ってるから合わせないと...。”」
「本当は言いたいけど、相手を立ててあげなきゃ!”」
「あの人が助かるなら、自分の負担が増えてもいいや....。”」
こんな感じで周りがしてほしいことを先読みして合わせてた。


そこに自分の気持ちは一切入れないで無視。
会う人会う人みんなに対して、気を配り過ぎて常にカオス。
八方美人を超えて百方美人って言ってもいいくらい。
周りからすると、頼まなくても勝手にやってくれるからいくらでも頼む。


「これってどうやるの?”」
「あれってどうしたらいい?”」
最初は教えてあげるだけだったのに、いつの間にか..。


「これやってくんない?”」
「”あれやっといてよ!”」
みたいな感じでやって当たり前の様に扱われたり。


悲しそうにしてればやってくれるって勘違いする人もいる。
なんなら誰もやらないところでお前やれよ!って言う謎の空気感。
なんの危害も加えてこないって分かった途端、機嫌をぶつけてくる輩。


自分に関係のないことまでグチ文句をぶつけられる。
すごいモヤモヤしたけど、役に立てるならいいかって流してきた。
段々、自分の気持ちも分からなくなってきて、毎日息するのがやっと。


今考えるとゾッとするけど、人だったり環境に合わせにいくのは間違い。
合わない環境で奮闘すると身体がいくつあっても足りない。
合う環境を探し続ける努力を怠らないことが大事。

逃げ道を塞いでくれた

28歳の時に2回目のうつ病になったのをきっかけに自暴自棄になった。
仕事も貯金もないのにどうしても働きたくなくて家にこもる。
誰とも連絡をとりたくなくてLINEの友達を全員ブロック削除。
iphoneの電話帳にある電話番号もぜ〜んぶ削除。


寝ても覚めても延々と自分のことを否定し続ける毎日。
髪を引きちぎろうとしたり、自分の身体を叩いて痛めつけてた。
物に当たらない代わりに、ひたすら自分を罵倒しまくる。


通帳のお金が減る度に、どうやってお金を稼ごうか不安に包まれる。
こんな状況なのに食欲は衰えないから食べないといけない。
ストレス解消のために、添加物たっぷりの加工食品を買い漁る。


5個入りの肉まんをよく噛まないで勢いで食べたり。
時、5袋入りの辛ラーメンとか焼きっぺを1回で食べ切ったり。
アルコール9%500mlの角ハイボールを2缶一気飲みしたり。


散々な食生活を6カ月続けて、身体はボロボロ。
睡眠時間もまちまちで、昼に起きて深夜までスマホを観る生活。
あまりにも堕落しきっててもう手がつけられない。
そこに比例して心も荒んでいく。


「自分はどうせこういう人生なんだ...。”」
「”こんな姿をみたら周りはなんて言うかな?”」
みたいに負け犬根性で落ち込み過ぎて、数ヶ月笑った記憶がない。


YouTube で
「sub urban-cradles」の和訳。
「imogen heap-the walk」の和訳...。
他にも「xxxtentacion」を聴くことが唯一の癒し。


自分で心も身体も追い込んでることを分かりつつも止められない。
せっかく顔中のニキビも治り始めてたのに元通り。
そのことで余計どうでもよくなって、部屋の中でひたすら暴れる。


もういっそのこと自己破産してホームレスにでもなるかって考えた。
けど、アパートの連帯保証人が父さんだったから却下..。
父さんだって仕事と爺ちゃん婆ちゃんの介護に悩んでる。
そんな状況なのにお金で迷惑かけるなんてとてもできない。


もう絶対に働きたくないのに働かないと生きていけない。
正社員6年と派遣社員3年のトラウマで会社員なんてしたくない。


けど、お金を稼げるような力もない。
もはや背水の陣ってところまで追い込まれた。
ここで逃げ道を塞がれて本当によかった。

奮い立つ底力をくれた

どん底だけは味わいたくなくて、必死に耐えるって選択をしてきた。
たのしめなくてもいいから、できるだけ被害を受けないで暮らしたい。
とりあえず生活費を稼げればなんでもいい、くらいに諦めてた。


本当は働きなくないけど、身体と心にムチを打って出社。
やりたくもない仕事をひたすらこなして、楽しみはご飯を食べること位。
なんの生産性もない毎日があっという間に過ぎていく。


けど、なにも変えようとしない自分に落胆するだけ。


働かなくていいならどれだけマシか分からない。
生活保護で暮らすか?
実家に帰って養ってもらうか?
そんなことしたら周りから非難されるのが落ち。
さすがにそこまでできるほどの覚悟もなかった。


生活が回らなくなったらもうおしまい、だから働かないといけない。
かと言って、楽するための土台作りをするのも大変。
分かってはいるけど、苦労してでも今の状況を続けた方が気分が楽。


自分から逃げ道を塞いでまでやるなんて厳しい。
よっぽどのことがないと、向き合いたくないのが本音。
叩き上げの環境があれば、まだ向き合わせてもらえるんだけど...。


色んなことを考えながらも、もうすぐそこまで津波がやってきてる。
本当にやりたくないけど、ここで逃げたら好機はいつ来るか分からん。


そんな葛藤に苛まれながらも、一番向き合いたくない面倒毎に着手。
毎日不安になるし、どうしたらいいか分からないけどそれでも進む。
結果的に自暴自棄がきっかけとなって叩き上げもらった。
どうしようもない位、追い詰められないときっと動かなかったと想う。

まとめ

ここまでみてくれてありがとう!


自暴自棄になるほど逃げ道を塞がれなかったら、奮い立ってまで環境をガラッと変えようと想わなかったはずだから感謝してる。


この話が「じりつ」を促す転機になると嬉し。
バイバイ!みんな....

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?