エアロ&暑さ対策

1、一番コスパがいいギアはエアロヘルメット

この写真は去年のコナを制したイデンですが、エアロヘルメットを被ってヘルメットから背中までが綺麗に直線になっています。そうすると前からの空気が綺麗に背中まで流れてくれるので一気に速くなります。
(ただエアロヘルメットは夏は暑いので、レースによっては着用しない方がいい場合があります)

2、腕に少し角度を付けるのが最近のトレンド

DHバーを水平に付けると、前から見ると、どうしても腕の間から空気が入って、胸とお腹に当たって抵抗になります。
なのでイデンのように、少し腕に角度を付けると、前からの空気が胸に入り込みません。

3、DHバーの間の隙間を埋める

これは去年のコナで歴代最速バイクタイム(4時間4分)を出したSam Laidloです。彼はDHバーの間をテープで貼り付けて、胸への空気の侵入を防いでいます。これをするだけで全然違うそうです。誰でも簡単にできるので巷で話題になっています。

4、タイヤはクリンチャーかチューズレスレディが最速

転がり抵抗的にクリンチャーかチューブレスレディが現在最速だそうです。
クリンチャーの場合は、チューブをラテックスにするともっと速いし、乗り心地も良くなります。でもラテックスチューズは熱に弱いので、カーボンホイールでリムブレーキの場合は使用できないのできません。その場合は最近発売されたTPUチューブがおすすめです。ブチルチューブよりしなやかで転がり抵抗もいいです。

5、タイヤの空気圧は低めに
以前は高い空気圧が当たり前でしたが、タイヤのワイド化によって低い空気圧が推奨されています。高い空気圧の場合、地面のわずかな凸凹でバウンドしてしまい、結果それが低速に繋がるそうです。
また、体への負担も和らぐのでおすすめです。自分の場合は67kgでクリンチャーで、6.2barぐらいにしています。チューブレスや、チューブレスレディの場合、それより0.5barぐらい低くてもいいそうです。記事を載せてるので、参照して下さい。
https://funq.jp/bicycle-club/article/675507/


このサイトで去年のコナトップ10までのプロのバイクとギアが見れます。
いい見本ですのでご覧ください。
https://www.triathlete.com/gear/bike/the-fastest-pro-bikes-at-the-2022-hawaii-ironman-world-championships/

暑さ対策編

1、マジクール 
  首に巻いて水をかけるだけでずっと冷たいです。 バイク・ランで使えるからレースでは重宝しています。
https://www.amazon.co.jp/大作商事-ネッククーラー-マジクール-EX【ネイビー】-大きめサイズ/dp/B071NZBRHB/ref=sr_1_80?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=2LIYBOUIQY6IU&keywords=クール+首&qid=1689754897&sprefix=クール+首%2Caps%2C265&sr=8-80

2、超小型のトレランバック+長持ちする保冷剤
  今回、皆生対策で用意してたのはこのコンビです。
  背中を冷やすと良いので、この特殊な保冷剤をバックの背面に入れて、エイド毎に氷を貰って更にバッグに入れようと考えていました。
  ジェル等もバッグの胸の部分に入れれるしいいかなと思っています。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07KLJJWTD/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o08_s00?ie=UTF8&psc=1
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07SVQMGMJ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o09_s00?ie=UTF8&psc=1

3、キャップは白
  白は黒に比べて、光を反射するので、熱がこもりにくいです。なのでヘルメットとかキャップは白を使ってる選手が多いです。


以上です!
多分皆生などのロングで全て実践したら、20分以上は速くなると思います。(何も意識していないフォームに比べて)

少しでもお役に立てれば幸いです。

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