地方創生SDGs官民連携プラットフォーム 国立公園ワーキンググループ
ナショナルパークプロジェクトの一環で、内閣府地方創生SDGs官民連携プラットフォーム上において、国立公園についても勉強をするワーキンググループを開催させていただいております。先日はその総会がありました。
地方創生およびSDGsの実現をしていきたい自治体が多く参加しており、自治体と民間事業者とのマッチングなども行われました。意欲ある自治体と、意欲ある事業者が繋がり、様々な地域での地域に根ざしたプロジェクトを進めていくための機運づくりの仕掛けといった場です。
今後、我々の国立公園WGでは、以下の3テーマについて議論をしていく予定です。
①持続可能な観光を実現すべく、日本の国立公園にふさわしい利用者負担制度を、関係者と調整・連携しながら構築・運営していく。本制度を通じて、寄付金を公園の維持・魅力向上に充てる欧米型の公園管理のモデルを確立する。さらに、本制度を、質の高い、安全なアクティビティ・ガイド認定等でも活用。
②国立公園における一流の自然コンテンツを生かした世界級のリゾートビジネスのあり方について関係者と議論し、あるべき制度論等をまとめ、提言。
③海外における国立公園ブランドに匹敵するようなナショナルパークブランド確立のため、国立公園を有する自治体と連携し、海外の国立公園との姉妹公園提携なども含めた「国立公園を軸とする国際交流」によるプロモーションを推進。
いずれも、日本全国に現在34ある、我が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地である国立公園を世界のナショナルパークへとレベルを上げて、真の観光立国を実現するためのもの。日本各地にはまだまだ素晴らしい場所が眠っており、そうした素晴らしい場所を地方創生に生かすモデルづくりのプロジェクトでもあります。