阿寒摩周国立公園・環境省ビジターセンター内にカフェをオープン
本日8月31日、阿寒摩周国立公園内の環境省ビジターセンター(川湯エコミュージアムセンター)にカフェをプレオープンさせていただきました。近日中グランドオープンの予定です。
内観。テラスからはアカエゾマツの原生林が眺められ、時間を忘れたひと時を過ごすことができます。
同地は、昨年8月に菅官房長官も視察され、「先行事例として参考にしながら(残り26の国立公園でも)進めていきたい」とおっしゃっている場所です。立地および建物が大変素晴らしく、こうした行政所有の施設は全国にまだまだ多くあると思います。行政施設については、えてして縦割りとなり、ユーザー視点で考えたら果たすべき地域内での機能をこれまで十分に果たせないでいたように思います。
2020年に4000万人の目標達成に向け、国立公園の整備や魅力発信などに取り組む考えを示した。視察した北海道弟子屈町の阿寒摩周国立公園内の川湯エコミュージアムセンターで記者団に語った。政府は国立公園を外国人観光客らも楽しめる「ナショナルパーク」としてブランド化するため、国内34カ所のうち阿寒摩周など8カ所を指定し、観光拠点の整備などを進めている。菅氏はカフェやツアーデスクを備えた同センターを見学し、「先行事例として参考にしながら(残り26の国立公園でも)進めていきたい」と述べた。
現在の硬直的な状況を変えていくには、行政自体も柔軟な視点で、「使えるものは、(一定のルールのもとで)なんでも使う」という形でしか、地方創生は図られませんし、各種施策・予算は効率的に活用できないように思います。
先日8/22は、プレオープンに先立ち、衆議院・国交委員会の理事の先生方も視察に訪れていただき、私からも今後の環境省ビジターセンターの活用、自然保護と利用の好循環を回していくための「ナショナルパークツーリズム」構想についてご説明させていただきました。
国立公園という日本が誇るべき素晴らしい資源を、保護もしつつ最大限活用しながら、日本の各地域にお金を還元させるナショナルパークプロジェクトを一歩一歩進めてまいります。