【人へのアプローチ】違うと思えば、はっきり指摘する。わかっていないと思えば、教えてあげる。こっちがわからなければ、問うてみる。
ブックオフの220円棚でこの本をみつけたとき、すぐに買い求めました。目次には、私がいつも悩んでいることが並んでいたからです。
なぜ、突然理由もなくムクれてしまうのか
なぜ、失敗を指摘すると逆切れをするのか
なぜ、あきらかに自分が悪いのに謝らないのか
なぜ、都合が悪くなると「私は聞いていません」と言うのか
なぜ、正しさを証明するために相手をこき下ろすのか
なぜ、誰に対してもかまわず歯向かっていくのか
なぜ、雑用を必要以上に嫌がるオーラを出すのか
なぜ、マイナスの感情に他人を巻き込もうとするのか
なぜ、途中から感情論に変わってしまうのか
なぜ、状況が読めず駄々っ子みたいになるのか
なぜ、イザという時に逃げるのか
なぜ、結局は"泣く"のか
なぜ、責任が問われる時に女子高生みたいになるのか
なぜ、できないのに仕切りたがるのか
なぜ、抗議する相手を間違うのか
なぜ、つまらない意地を張るのか
なぜ、いつも自分が絶対正しいのか
なぜ、人の悪いところばかりを訴えるのか
なぜ、くだらない正義感を振りかざすのか
なぜ、自分と同調する人間としかつるめないのか
なぜ、自分をうまくコントロールできないのか
なぜ、些細なことでも必ず勝とうとするのか
なぜ、セクハラだとすぐ騒ぐのか
結局、その″女性"とどう接すればいいのか
私にとってほとんどが当てはまります。会社で、家庭で、ボランティア団体で、このような困難場面に直面します。
しかし、なぜこのようなことが起きているのか、どのように接していけばいいのかがわからず、自分のほうが折れます。
しかし、これではストレスが溜まるばかりです。
著者の遥洋子氏はこういいます。
理解できないと、その人が気難しいからだと、その人に原因を押しつけてしまいがちです。自分に理解できない人間と出会った時どう接するか、は自分の生き方が問われるのです。排除するも、怖がるも、クスッと笑って近づくも、そこであなたの生き方が見えるのです。
違うと思えば、はっきり指摘する。
わかっていないと思えば、教えてあげる。
こっちがわからなければ、問うてみる。
この、指摘・教え・問い、は、相手が気難しい女性のみならず、誰に対しても使えるアプローチの仕方です。
そういうアプローチを試みた上で、やはり彼女は気難しい、という結論を下しても遅くはありません。
私はこれができていませんでした。余計なコンフリクトを起こしたくないから逃げていたのです。
ですが、いつまでも逃げていては変わりません。現状打破はできません。
これからはこのアプローチを少しずつ行っていこうと思います。