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【第40話】「最良の教師は子ども自身。親はその学びをサポートするサブ役に徹するべき。」――自発的な成長を引き出す“見守り力”
はじめに
子どもが何かに挑戦するとき、つい親が「こうしなさい」「これが正解」と先回りしてしまうことってありませんか?
私も、忙しい日々のなかで子どもの学びを効率よく進めようと、あれこれ指示してしまうことがよくあります。
でも、この名言はそうした親の思いを一旦リセットさせてくれます。
「最良の教師は子ども自身。親はその学びをサポートするサブ役に徹するべき。」
つまり、子どもは自分で学び取る力を本来持っていて、親はあくまで“サブ”――必要なときにサポートするくらいがちょうどいいのだ、と教えてくれる言葉なんですよね。
この名言が伝えること
1. 子どもには“自力で成長”する本能がある
• 赤ちゃんがハイハイから歩き始めるように、子どもは好奇心と試行錯誤で自然に学んでいく力を持っている。
2. 親が先回りすると、学ぶチャンスを奪う場合も
• 正解を教え込もうとしすぎると、子どもは「やってもらうのが当たり前」になり、主体的に考える力が育ちにくくなる。
3. “必要なときに必要なサポート”が理想
• 放置するわけではなく、つまずいているときや危険が伴うときには助けてあげる。そうすることで、子どもの“自分でやってみる”意欲と安全が両立できる。
兼業主夫の実体験:勉強も家事も“子ども流”で
ある日、子どもにお皿洗いをお願いしたとき、最初はなかなかうまく洗えず「スポンジの持ち方はこう!」と指示しそうになりました。
でもグッと我慢して見守ると、子どもなりに「泡をいっぱい作ったほうが汚れが落ちるんだね」と気づいて楽しそうに試行錯誤していました。
• 多少の水の飛び散りや泡の無駄使いはあったものの、子どもの発見や達成感は大きかったようで、「僕、今度はもっと上手に洗えるよ!」とモチベーションUP。
• 親がすべて教え込むより、子どもが自分でコツを見つけるほうが楽しみながら成長できるんだなあと改めて感じました。
明日からできる!“子どもの自発的学び”を引き出す3つのヒント
1. まず見守る
• 何かを始めるとき、すぐに指示を与えず「やってみたいようにやらせてみる」。危ない・壊れそう…というときだけ声をかける程度に留める。
2. 「どう思う?」と問いかける
• 失敗やうまくいかない様子があっても、「こうやってみたら?」ではなく「どうしてそう思った?」と聞いてあげることで、子どもは自分の頭で考える時間を確保できる。
3. “サブ役”だと自覚し、子どもの発想を尊重
• 親は主人公ではなく、あくまでも脇役。子どものアイデアをまず受け止めて、さらにサポートが必要なところで助け舟を出すイメージで接する。
まとめ
「最良の教師は子ども自身。親はその学びをサポートするサブ役に徹するべき。」
子どもが自分で発見し、工夫し、成功や失敗を体験してこそ、本当に身につく学びがあるんですよね。親があれこれ先回りしてしまうと、かえって自発的な成長を邪魔してしまう場合も。
大切なのは“子ども自身が先生になっている”瞬間を親が見守り、必要なときだけフォローすること。
そうすれば、子どもの学びは驚くほど伸びていくはずです。
もしこの記事が「ちょっと指示しすぎてたかも…」と振り返るきっかけになったらうれしいです。
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一緒に、子どもの“学びをサポートするサブ役”になっていきましょう!
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