【第18話】「子どもは失敗して学ぶ。失敗のチャンスを奪わないで。」――“転んで強くなる”子育て観
はじめに
子どもが何かに挑戦するときって、
うまくいくかな?
ケガしないかな?
失敗して落ち込まないかな?
…と、大人はつい先回りして心配してしまいがちですよね。
私も兼業主夫として、
朝のバタバタや週末のドタバタのなかで、
「失敗されるくらいなら先に親がやったほうがラクかも」
と考えることがありました。
でも、この言葉を知ってから考え方が変わりました。
「子どもは失敗して学ぶ。失敗のチャンスを奪わないで。」
失敗は、“できるようになる”ためのプロセスそのもの。
失敗を怖れて先回りしすぎると、
子どもは本当に必要な学びの機会を失ってしまうかもしれません。
この名言が伝えること
• 失敗=学びの入り口
失敗したときこそ「どうしてうまくいかなかったんだろう?」と考えるきっかけになり、子どもは次の行動を工夫する。
• “先回りしすぎ”は子どもを受け身にする
親が常に助けてしまうと、自分で考える力や挑戦しようという意欲が育ちにくくなる。
• 小さな失敗を重ねた先に大きな成功がある
子どものころから“失敗慣れ”していると、大人になってからも新しいことにチャレンジしやすくなるメリットが大きい。
兼業主夫の実体験:お菓子作りで感じた“失敗の大切さ”
ある日、わが家の子どもが「クッキーを作りたい!」と言い出しました。
正直、忙しいときだったので「絶対汚すし、失敗するに決まってる」と思ったんですが、
あえて手を出しすぎず、失敗もOKというスタンスで見守ることに。
結果、卵の量を間違えて生地がベチャベチャ、砂糖を入れすぎて甘すぎ…と散々な仕上がりに(笑)。
でも、子どもはその失敗で得た学びも大きかったようで、
「次はもう少し卵を減らしてみるね」
「砂糖もちゃんと計量しよう!」
と、すぐに再チャレンジ。
二度目には私が手伝わなくても、なかなかおいしいクッキーが焼き上がり、
ものすごい達成感を味わっていました。
「失敗したからこそ次がある」――当たり前のことなんですが、改めてその重要性を感じました。
明日からできる!“失敗を奪わない”3つのポイント
1. “安全”と“挑戦”のバランスをとる
• 大けがにつながる危険や取り返しのつかないトラブルは防ぎつつ、あとはなるべく自由にやらせてみる。
2. 失敗したら即フォローではなく“一緒に考える”
• 「あらあら、どうしてだろうね?」「次はどうすればうまくいくと思う?」と声をかけ、子どもが自分の頭で考える場を作る。
3. 成功したときはしっかり褒める
• 「やっぱり上手にできたね!」と喜び合うことで、「失敗してもまたやってみよう」という前向きな気持ちが続きやすい。
まとめ
「子どもは失敗して学ぶ。失敗のチャンスを奪わないで。」
子どもの世界では、できるようになるまでに何度も何度も失敗を重ねることが当たり前。
親が先回りしすぎると、
子どもは“自分でやり遂げた”という成功体験や
“なぜ失敗したのか”を考える機会を失ってしまいます。
だからこそ、ある程度見守りながら失敗を受け止める姿勢が大切なんだなと感じます。
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