【第12話】「子育ては、“がんばる”より“楽しむ”ほうが、はるかに成果が大きい。」――余裕が生む親子の笑顔

はじめに

子どもを育てていると、
　　「もっとがんばらなきゃ」
と自分にムチを打つシーンが多いですよね。

私も兼業主夫として
仕事と家事と育児の三つ巴に押しつぶされそうになり、
「とにかく努力！」と気合ばかり入れていました。

でも、あるとき気づいたんです。

「子育ては、“がんばる”より“楽しむ”ほうが、はるかに成果が大きい。」

がんばりすぎて疲弊すると、
かえって子どもに八つ当たりしたり、
自分も子どもも笑顔が少なくなったり…。

一方で、「まずは楽しもう」と発想を変えると、
不思議なくらい親子のコミュニケーションがスムーズになると感じました。

この名言が伝えること

• 努力だけが正解ではない
「がんばらなきゃ」と思うほど、プレッシャーで心がギスギスしやすい。

子どもにとっても、ピリピリした空気は逆効果。

• “楽しい”がモチベーションを上げる
親がイキイキしていると子どもも楽しそうに学んだり成長したりする。

結果的に“子どものやる気”や“成長速度”にもプラスが大きい。

• 小さな失敗も笑い飛ばす余裕
楽しもうという気持ちがあると、
をまあ失敗しても次があるよね！」
と前向きになりやすく、
親子ともに挑戦しやすくなる。

兼業主夫の実体験：料理も“遊び”にしてみたら…

わが家では私がメインで料理を担当しています。
以前は
「今日も子どもがキッチンを荒らす…」
と考えて、
「先に宿題やってて！」と追い払っていました。

がんばって効率的にやろうとするとイライラするだけで、
子どももつまらなそう。

そこで「子どもと一緒に“料理ごっこ”を楽しむ」発想に切り替えてみたんです。

• 玉ねぎの皮むきや野菜の水洗いを遊びにしちゃう。
• 安全な範囲で包丁を使ってもらい、「ジュニアシェフだね！」と褒める。
• たまにおかしな味付けになっても「それも新発見かも！」と笑い飛ばす。

すると子どもは大喜びで手伝ってくれるし、
私も「料理が少し楽になった！」と助かりました。

がんばるより、「一緒に楽しもう」と思うほうが結果オーライなんだな、
と実感しています。

明日からできる！“楽しむ”子育てにシフトする3つのヒント

1. 苦手・面倒な家事をあえて“イベント化”

• 洗濯物を山にして「洗濯山で宝探しゲーム！」など、子どもを巻き込んで楽しく片付け。

2. 失敗OKルールを作る

• 親が「ミスっても笑って済ませよう！」と宣言しておくと、子どもも自分から挑戦しやすい。結果的に新しい発見が生まれやすい。

3. 完璧を目指さない

• 「ちゃんとやらなきゃ」が強いと、ミスが許せなくなりイライラに直結。
少々見た目が悪くても「まあいいか！」と割り切ることで、“楽しさ”が持続する。

まとめ

「子育ては、“がんばる”より“楽しむ”ほうが、はるかに成果が大きい。」


がんばりすぎると親も疲れ、
子どももそれを察して気を遣ってしまうかもしれません。

むしろ、
一緒に笑い合いながらやっているほうが、
親子の距離がグッと近づいて結果的にスムーズに進むことも多いんですよね。



もし「最近ちょっとがんばりすぎかも…」と思う方がいれば、
「今日は楽しんでみよう！」という気持ちを試してみてください。

笑顔が増えるだけでも、
子育てがグッとラクに、
そして充実したものになるはずです。

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