【第6話】「子どもを一人の人間として尊重すると、子どもは自分も尊重されるに値すると信じるようになる」――自尊心を育む接し方
はじめに
家事や仕事に追われていると、子どもへの声かけや対応がどうしても“上から目線”になってしまうとき、ありませんか?
私自身も兼業主夫として忙しいときは「とりあえず指示で動かしてしまおう…」と考えてしまいがちでした。
そんなとき出会ったのがこの言葉。
「子どもを一人の人間として尊重すると、子どもは自分も尊重されるに値すると信じるようになる。」
シンプルだけれどとても大切なメッセージで、子どもが感じる“自己肯定感”や“自尊心”の土台になるということを改めて考えさせられました。
名言が伝えること
• 子どもを“対等な人間”として見ることの大切さ
「まだ子どもだから」と軽く扱うのではなく、「一人の個性を持った存在」として扱うことで、子どもは「自分は大切にされている」「自分には価値がある」と自然に感じるようになります。
• “尊重”は具体的な行動から
たとえば子どもの意見を聞いてみる、一緒に考えてみる、意思決定に参加させるなど、日常のちょっとしたやり取りこそが尊重の姿勢を示すチャンスになります。
• 自尊心の土台づくり
子どものうちは特に「自分は尊重される存在だ」という感覚が、大きくなってからの自己肯定感・自己効力感に直結。
将来の人間関係やチャレンジ精神にも影響します。
兼業主夫の実体験:メニュー決めを子どもと一緒に
うちでは晩ごはんのメニューを、できるだけ子どもと相談して決めるようにしています。以前は、「この食材を使わなきゃいけないから」と、私が一方的に献立を決めていました。
でも、ある日「今日のメニュー、どうしたらいいと思う?」と子どもに相談してみたんです。
• 子どもなりに「お肉が食べたいけど、野菜もないとね!」と意外とバランスを考えてくれたり、
• 調理法で「唐揚げがいい! でも揚げ物は大変?」なんて気遣いも見せたりして、こっちがびっくり。
こうして「一緒に決めたごはん」は、子どもも喜んで食べてくれますし、それまで私が「ダメ」と思い込んでいたメニューも意外に作ってみると楽しい。
何より、「自分が決める権利があるんだ」と感じたのか、子どもが少し誇らしげに振る舞うようになりました。
明日からできる!“子どもを尊重する”ための3つのポイント
1. 「どう思う?」とまず聞いてみる
• 小さなことでも「あなたの意見を聞きたい」と伝えると、子どもは自分の考えに自信を持ちやすくなる。
2. 時間があるときは説明する
• 親が何かを決めるときも「どうしてその選択をしたのか」を噛み砕いて話すと、「自分も理解されている」と感じやすい。
3. 失敗も“成長の糧”として受けとめる
• 子どもが自分なりの判断で失敗したときも、「どうすればうまくいくか一緒に考えよう」とサポート。責めるより、一人の人間として立ち直りのチャンスを与える。
まとめ
「子どもを一人の人間として尊重すると、子どもは自分も尊重されるに値すると信じるようになる。」
子どもが「自分は大切にされている存在だ」という確信を持てると、日常の行動や学び方がポジティブに変わっていきます。小さなことでも「あなたの意見はどう?」と聞いてあげる、ちゃんと目を見て話をする、決定権を少し委ねる――そんな些細な工夫が、子どもの自尊心をじわじわと育んでくれるんですね。
この記事が「子どもをもっと尊重してあげよう」と思うきっかけになればうれしいです。
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