【第21話】「親の背中を見て育つからこそ、背中を意識してみせる。」――言葉より“行動”が響く子育て

はじめに


子どもは親が言った通りに動くわけではなく、親の“していること”をよく真似するもの。
私も「こうしなさい」と口で言うのに、ふと気づけば自分がやっていることとは矛盾している…なんてことがよくありました。

そんなとき、この言葉にドキッとさせられました。

「親の背中を見て育つからこそ、背中を意識してみせる。」

子どもは大人の振る舞いや行動パターンを、まるで鏡のように吸収していきます。
だからこそ、親がどんな行動を見せているのかを少しだけ意識してみるだけでも、子どもの学びや成長の方向性が大きく変わるかもしれません。

この名言が伝えること

• 言葉よりも行動のほうが強い影響力を持つ
「散らかさないで」と言いつつ、親のほうがリビングに物を置きっぱなしだと、子どもは「言ってることとやってることが違う…」と感じる。

• 日常の小さな振る舞いこそ見られている
部屋の片付けや食事のマナー、挨拶の仕方、家族との接し方など、子どもは親のちょっとした行動をよく観察している。

• “意識してみせる”で背中が変わる
いつもの家事や言葉づかいを「子どもが見ているかも」と意識するだけで、自然と丁寧さや前向きな姿勢が生まれる。

兼業主夫の実体験:スマホの使い方に気づかされた


ある日、わが子が宿題をせずにゲームばかりしていて「ちゃんと勉強しなさい!」と注意したんです。
でも、子どもに「パパだって、いつもスマホばかり見てるやん」と言われてハッとしました。

確かに、仕事の連絡やSNSのチェックを口実に、私自身もすき間時間はスマホでダラダラ。

• そこで「背中を意識」してみようと、子どもの前ではなるべくスマホを置き、読書や家事など“実際の行動”を増やすように。
• すると、子どもも自然と「ゲームの時間が減ったよ」と言って宿題に向かいやすくなりました。

言葉だけではなく、自分の行動を変えることで子どもの行動も変化するんだと実感するエピソードでした。

明日からできる!“背中を意識してみせる”3つのヒント

1. 「自分はできている?」を振り返る
• 子どもに「これやりなさい」と言う前に、「まず自分は同じことをちゃんとやっているだろうか?」と振り返ってみる。

2. 親も学習や家事を“楽しそうに”やってみる
• 子どもは、親が嫌々やっている姿より「楽しそうに取り組んでいる」様子に引き寄せられる。部屋の片付けや料理を工夫して楽しく見せるだけで、子どもも真似したくなる。

3. 失敗しても「一緒に成長しよう」スタンス
• 親も完璧ではないので、失敗することもある。そのときは素直に「ごめん、今度から気をつけるね」と言えば、子どもにとっては「大人も学ぶんだ」と好印象に。

まとめ


「親の背中を見て育つからこそ、背中を意識してみせる。」

子どもは驚くほど親の行動や態度を見ています。言葉でどんなに指示やアドバイスをしても、親がそれを実践していなければ説得力は薄い。
逆に、親が楽しそうに学んだり、きちんと片付けたりしている姿を見れば、子どもも自然と「真似してみようかな」と思いやすくなりますよね。

もしこの記事が「確かに、まずは自分の行動を見直してみようかな」と思うきっかけになったらうれしいです。

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