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【サッカーの見方 何気ない会話と同じ】

【サッカーの見方 何気ない会話と同じ】

読者の方々、お疲れ様です。いつも読んでいただきありがとうございます。
サッカーアナリストの杉崎です。

アナリストの養成やサッカーの見方、見せ方などを学べる場としてオンラインサロン【CiP】を運営したり、パーソナルアナリストをしたり、執筆活動したりしています。

※オンラインサロン【CiP】は、サッカーアナリストを目指す人だけが対象ではなく、アナリストは目指していないけどサッカーをより知りたい方や、彼らを支援したい人など向けに、元プロサッカーアナリストが知見やノウハウなどをお伝えしながら皆で学び成長するコミュニティです。現在「60名」の方にご参加いただいております。ありがとうございます。

※オンラインサロン【CiP】にご加入いただくには、以下のクラウドファンディング『Campfire』からの登録と申請が必要です。
この機会にぜひ、ご検討ください。


さて、フリーのサッカーアナリストとなったことで、アナリスト的視点というのを聞かれることが増えました。

「どうやってサッカー見てますか?」
「やっぱり複雑な視点を持っているんですよね?」
「プロとアマチュアの違いは何ですか?」

などなど。こういった質問をお寄せいただくのは有難いことですし、やっぱり誰しもがもっとサッカーを深く見たい、知りたい、語りたいと思っているのだなと感じています。

いくつかの回答方法があるのですが、今回はそのうちの一部を伝えたいと思います。

私が持つ知見等のすべてはオンラインサロンで展開していますので、ご興味ありましたらご参加ください。一緒に学び、成長しましょう。

さて、皆さんは普段、友人や家族等で何気ない話をしている時、盛り上がったりもしますよね?お酒なんて入ったりしたらよりそうなると思います。

サッカーだけじゃなくて、学校の話、仕事の話、上司に対する愚痴、恋愛の話などなど。そのジャンルも様々だと思います。

盛り上がるということは、その場にいる友人・知人らとは仲が良いでしょうし、気心知れた人たちの集まりであることがほとんどでしょう。

見知らぬ人たちの集まりで、いきなり話が大いに盛り上がるということはケースとしては少ないと思います。

そんな状況の中、たまにこういう経験したことないですか?

「何かすっごい話盛り上がったけど、そもそも何の話からこうなったっけ?」

話が逸れに逸れ、最終的にまったく違う話題になってものすごく盛り上がったけど、
「まっ、いいか」と
誰も分からず振り返りもしなかったりして。

その時、「こういう話題からスタートしなかったっけ?」と分かる人もいますよね?

「そうそう!そうだった。よく覚えてたね!」

なんかそういう人は記憶力が良いみたいに扱われ、少しだけ頭が良いみたいに扱われたりなんかもしますよね。

記憶力が良いのももちろんあると思いますが、そういう人って「最初を覚えておく意識」があるからなんですよね。

これが、私が実践しているサッカーの見方のひとつでもあります。

・図のようなシュートシーンがあった時、それはどこから始まったのかを即座に言えるようにする

どこから始まった?


数本のパスがつながったくらいであれば、即答できるでしょう。ただ、何十本もパスがつながったり、2分くらいボールを持っていたりすると、その最初を思い出すのは簡単ではないことに気づくと思います。

これが分かるようになると、そのチームの戦術を見るときでも、その選手を評価するときでも役に立ちます。

最初と最後を覚えているだけでは意味がないですが、それでも、最初と最後が分かれば、その軌跡はなんとなくでも思い出せたりするものです。

そこから気づきを再確認したり、「違和感」を覚えたりします。

それは例えば再現性のあるものと気づくことかもしれないですし、普段と違ったなと感じることかもしれないですし、なるほど!と理解が深まることかもしれません。

いずれにしても、何気なくサッカーを見るだけでなく、この攻撃(守備)は誰から始まったなと記憶しながら見ることを繰り返していくと、今までにない感覚で見ることができるかもしれません。まだこの観点で見たことがない方は実践してみてください。

まだまだ、アナリストとは何なのかにおいて、理解している人が少ないと感じています。


私からの発信だけでそれが深まることはあまりないかもしれませんが、根気よく続けていこうと思います。

では、また次回。


Twitter:@Suzakken


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