8月は働かないと決めた僕の夏休み②山梨キャンプ編
N夫妻、A一家、Sと共に奥多摩を抜けて、山梨のキャンプ場へ。
大の男たちが川遊びではしゃぐ様を見て、Aの娘は「男の子たち楽しそう」と言ったとか言わないとか。
完全に童心に戻ってはしゃぐ男たちを女性陣は「やれやれ」と見ている。いつまで経っても男の中には5歳児がいるのだ。
BBQと食事の用意は専らアウトドアに強いA夫妻とN夫妻がやってくれた。Nは100均で揃えた道具で燻製を作っていたから驚きである。燻製チーズは香り、味ともに犯罪的旨さであった。
私はといえば、写真をパシャパシャと撮りまわり、ときたまコテージ内に侵入して女性陣を脅かす虫を外に出したりしていた。虫が侵入するとコテージの中から「キャーッ!」という女性陣の悲鳴が聞こえるので、すかさず私が飛び込んで虫を捕獲するのである。人前なら虫は怖くないが、私も一人でいる時に虫が部屋にいると「キャーッ!」と叫び声をあげている。不思議なものだ。
このまま何もしないのも申し訳ないので、BBQの翌朝、持参したコーヒーセットで豆をゴリゴリと挽き、コーヒーとフレーバールイボスティーを振る舞った。豆は奮発してブルーマウンテンである。二日酔いにはコーヒーが一番だ。
都会での大人の遊びといったら、専ら美食、美酒を味わうことであるが、自然の中で遊ぶと五感が開く感じがする。
ホイジンガも言っているように人間とは「ホモ・ルーデンス=遊ぶ人」なのだ。
もっともっとASOBIの多様性を探求したいと思った2日間だった。
続く。
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