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岡山後楽能にて狂言と能を楽しんでござる

和ろうてござるか〜

岡山は晴れの国などと申しまするが
こんにった清々とした秋晴れでござった

桃太郎さんがお出迎え

今日は少し前のわたくしのお誕生日の自分祝い🎉として
岡山は後楽園能舞台で開催の
岡山後楽能を観劇をプレゼントでござる

このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみが
もっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりまりませ
狂言案内草紙「南無三寶」より一部改

第一部として喜多流大島家の社中さんによる発表会
舞囃子四番と仕舞六番
皆さまお稽古の成果が発揮されたことと存じまする

第二部では目当ての狂言『石神』と喜多流大島家の大島衣恵さんによる小鍛冶でござった

能は狂言ほどよく知りませぬが
小鍛冶はこれまでいちばんよく観ている能でござる

切能に分類される比較的短い能でござるが
展開が理解りやすく稲荷明神の頭の上に載っている狐の輪環も愛らしいのでござる

中でも喜多流の白頭の小書きつき
通常小鍛冶の後シテの稲荷明神は赤頭と申す赤い髪を被ってござるが

この白頭は白い髪を被りまする
今日は全身白い装束で神々しさも増してござった

しかも喜多流の稲荷明神は他流にない独特な足運びをするそうで
基本の摺り足に代わり踵を付けず足を浮かせて運びまする
狐足と申すそうでござる
実際に見るとキツネの雰囲気が出ているようでござる

狂言石神については明日描かせていただきとうござる

この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋

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