見出し画像

狂言面作品展 面風會の展示が始まってござる

和ろうてござるか

この三月より特別な舞台で
狂言をすることとなり
毎月夕方の空き時間を遣って
楽しんでもろうてござる

合間に自身のお稽古と
カルチャー教室のお稽古
そして狂言面打ちもお稽古してござる

このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみがもっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりませ〜

さて昨年五月から二面目として打ち始めた
狂言面『空吹(うそふき)』

檜の角材
角を落とし
大まかに削り
裏をくり抜く
徐々にお手本に近づく

作品展の始まる前の週末に
なんとか完成して
作品展前日に会場の
京都府文化博物館の五階ギャラリーへ
運び込み、掲示してござる

奥の暗い場所なのでスポットライトを設置
受付に看板をセット

万事整って
四月二十一日から二十三日まで
ご来臨を待つばかりでござる

一面目の狂言面『賢徳』も
丸一年を要し
今回はもう少し早く打てるかと思いきや
結局同じだけ掛かりましてござる

少しずつ打つ手も研かれ
次の面こそは今年中に仕上げたいと思うてござる

この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?