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Follow Your heart|僕は”心に従い”決めることにした

生きていれば楽しいこともあります。しかし、それ以上に悲しいことがあるのもまた人生です。

僕は今年、新型コロナウイルスの影響もあり、いつも以上に家にいる時間が増えた一年でした。

その時間のなかで18歳頃から心の中でモヤっとしていた指針みたいなモノが明確な方向を差せるようになった気がしました。

その理由は大きく2つだと思っています。

1つは今年、沢山の素晴らしい人たちに出会えたから。2つ目は自分と向き合うこと時間を意識的にとれたからだと思います。

もう2020年は終わってしまいますが、今年出会えた沢山の方への感謝と来年僕と関わるすべての方が少しでもHappyになれるように僕が大切だと感じたことについて文章を書いてみました。

ちょっと長いけど、文字なんて読むの面倒くさいよ、って思われた方も「年末でちょっと時間あるけら読んでやるか。」くらいの気持ちで目を通してもらえる嬉しいです。

悪夢をみた

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僕と同い年の友人。そして僕と友人をここに連れてきた5人組グループ。

場所は倉庫みたいなところで10畳くらいの薄暗い部屋。壁は薄い茶色で奇妙なチェック模様が描かれていて、部屋には無造作に5.6個の椅子が並べられている。

僕らは真っ黒のバンで誘拐されてこの部屋に連れてこられた。。。

聞いたことない人物に関する情報の供述を求められるが、その人物のことを聞いたこともなく「俺たちは何も知らない。」と僕は叫ぶ。

その声を打ち消すように5人組の中で体格の一番大きな漢に僕たちは殴られ続けた。他の4人はあざ笑うようにこっちを見て楽しんでいる。

彼が息絶えそうになった瞬間。一瞬の隙(すき)をついて、僕は近くにあった椅子で持ち上げ、思いきりそれでその漢を殴ると、不覚にも急所に当たり彼は倒れた。

その瞬間部屋のドアがぶち壊され警察官3名が入ってきて僕は連行されてしまった。

倉庫から一気にシーンは変わり裁判所に...

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目の前には裁判官3人がいて、一人は30代くらいの女性、中央と右側に座っていたのは50代くらいの男性だった。そして、真ん中の裁判長(最終判断を下す人)が僕の方を指差して言い放ったのは

”死刑”

の二言だった。

今までの人生が走馬灯のようにフラッシュバックし、立ち眩みがして体中のあらゆる力が脱力していくのが分かった。感情そのものが無くなって、今自分が立っている。こともさえも認識できないまでになっていた。そして、視界が霞んでいった..

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そんな悪夢からハッと目を覚まして、すべての出来事が"夢"だと気付けたのは朝の8時半でした。

死ぬことは怖いけれど、理想に近づけないまま生きるのはもっと怖い

フラッシュバックの中に出てきたのは

・愛する家族のこと
・仕事を共にするメンバーのこと
・一緒にいてくれる友達のこと

でした。

アイフォンのデータフォルダを高速でスクロールするようにあらゆる思い出が鮮明に蘇ってきて

「もっと世界中の場所を訪れて色んな景色を見たかった。」
「事業をもっと伸ばしてもっと多くの人を幸せにしたかった。」

この先70年80年と人生は続くのに、もう何も出来ない。。新しいことに取り組むことも熱狂して仕事することも何もかも出来ない。。そんなとてつもない無力感に襲われたと共に”もっと生きたい”と夢から醒めた時に本気で思えたのです。

死ぬことは怖いです。今まで人生で2度死にそうなことがありました。

1回目は高校生の時に胃腸炎で意識を失いかけて自宅で幻覚を見るまでに身体が弱っていた時。

2回目は大学生の時にフィリピンに留学していた時、無人島に行ってまたもや食中毒になって40度の灼熱の中10時間くらい吐血し続けた時。

どちらの経験も本当に死ぬかもと思いましたし、死ぬことは怖いなと体感しました。でもそれと同時に理想に近づくことを諦めて生き続けることはそれ以上に辛く悲しいことだと先ほどの夢を見たあとに感じました。

心に従って生きてみることの大切さ

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日常的に生きていると何気なくそしていたずらに時間は過ぎていくものです。この間2020年は始まったはずなのに、もう2020年も12月になって終わろうとしています。

僕が思うに、少しでも自分自身の理想に近づくためには「自分の心に従って生きること」が大切だと考えています。

感動する映画を見て涙した🎬
好きなアーティストのライブに行って声いっぱいに叫んだ🎤
友達の結婚式に行って家族に大切さを染み染み感じた💍

自分の心が動いた。脈拍数が上がって鼓動が高まった。感極まって涙した。

そんな瞬間のことをしっかりと捉えて記憶し、その時に感じたことや思ったことをベースに行動設計ができれば人生の悔いは最大限に抑えられるし、パフォーマンスは最大化すると僕は信じているのです。

そんな瞬間に思ったことを胸の中にメモして、自分はどの方向に向かいたいのか。それを知ることで自分が目標とする目的地に辿りつく可能性は上がると思います。

小学校6年生の頃から心の中に残ってる悲しくて苦い記憶

僕がこの「follow your heart(心に従って生きる)」の考え方を持ち始めたのには小学校の悲しい記憶に起因しているなと思いました。

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当時僕は日能研という塾で1日10時間くらい勉強していました。今思うとゾッとしますね..

当時は志望校であった甲陽学院という難関中学校に合格することだけが親を喜ばしてあげる”何か”だと思っていましたし、それだけが正解だと思っていました。

先生に言われたことを淡々とこなすロボットのように塾に篭(こも)っていました。

ある日、全国模試というテストの前日におじいちゃんの容態が悪くなったことを母親から聞きました。

僕としてはおじいちゃんの最後を見届けたい気持ちはありました。

ですが入試直前ということもあり母親と相談した上で模試を優先することにしました。(今思うと母親は僕に気を遣ってくれていたのだと思います。)

結局、その模試では身が入らずいつもよりも悪い点数を取りました。試験中もおじいちゃんのことが脳裏によぎって、全然集中できませんでした。

模試が終わってからしばらくしておじいちゃんは天国に旅立ってしまいました。僕がもうおじいちゃんと会うことはありませんでした。

もう15年ほど前のことになりますが、今でもハッキリと覚えています。

あの日、僕がテストに行かずおじいちゃんの病院に迎えていれば、最期を見届けられたでしょう。しかし僕にそれは出来ませんでした。

死ぬ前に残るのは心残り。目標を達成できなかったことではないのかも

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そう考えると心に従って行動できなかった事が、心に残り続けるのだなと思うのです。

"あの時ああしとけばよかったけど、出来なかった。やらなかった。"

そのコンマ何秒かの決断が後の人生に付き纏う気がするのです。

会社に所属していると色んなノルマや目標があると思います。その数字達が毎日追いかけてきて、自分自身を向き合う機会なんてつくれないよ。そんな声も聞こえてきそうです。

自分で会社をされている方は年次、四半期、月次、週次、日次で数字を持たれていると思います。色々な責任やプレッシャーに押し潰されそうになることもあると思います。

でもそんな中でも、心に従って選択(意思決定)することで、人生の悔いは減らせるのかなと。確かに目標を達成できないことは苦しいですし悔しいです。

でも自分自身が「こっちの道が正しいと思う」って道を信じれずに諦めると、死ぬ前にその記憶がフラッシュバックすると思うのです。

PEACEな世界を体現したい

僕は東京で小さなウェブの会社をやっています。微力ながらさまざまな取り組みをさせてもらっている上でら僕は今年決めたことがあります。

それはあらゆる判断基準を

その行動や思想はPEACE(平和的)なのか?

と問いかけた上でアクションするということです。

もちろんこれは僕自身の話ではなく、一緒に働く仲間、お客様、クライアント様など関わる全ての対象にとって、です。

PEACEと聞くと紛争を無くすとか、世界から水不足や食糧不足を無くす。みたいなイメージですが、僕の場合はもう少しミクロな意味で平穏という意味を包括してます。

小さい子にとっては、家でお父さんとお母さんが喧嘩せず、家族で楽しくテレビを見ながら笑い合えることが平穏だと思います。喧嘩が絶えない家庭はあまりPEACEではありませんよね?

職場では役職や立場に関わらず、お客様のために何をしたら良いのかを考えて自由に発言し、本質的な意味で良いものや意見を採用し、即座に実行する姿勢が素晴らしいと感じます。

つまり、身体的な意味だけでなく、精神的にも平穏で健全でストレスフリーな状態を僕はPEACEと定義し、よりそんなPEACEな世界を事業を通して創れたらなと思っています。

そしてそれこそが僕が、僕の心に問いかけた結果、最も自分の心に従えたと思える行動だと信じているのです。

心に従い戦場で戦ってくれる仲間を募集

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ここまで読んでいただきありがとうございます。最後にちょっとだけ宣伝させてください。

僕は今インターネットの力を用いて50兆円あるマーケットを活性化させる事業を仕込んでいます。

現在、まだまだメンバーは少なく小さな会社ですが、来年度2021年度末には100人規模まで組織を増やせたらなと考えています。

よくITの世界では『デジタルディストラプション』という言葉が使われます。

これは日本語に訳すと、"市場を破壊する"という意味になります。

僕はあまりこの言葉が好きではありません。なぜなら、この言葉には血の通っていない感じがするからです。

僕は本当に一人一人のお客さんに喜んでもらえるようなPEACEな仕事をしたいなと思います。

「いや、そんなの綺麗事だよ。」そう言われるかもしれません。でも、僕たちは最高のメンバーで血の通った温かいサービスを創ら届けて、世界をPEACEにできると信じてます。

そこで、もしあなたの周りに

-家族を大切にできる方
-話出すとアツくて気がつけば朝型になってしまっている方
-ドラえもんを見て泣ける方
-田舎の知らないおばあちゃんに会った時に挨拶できる方
-周りの人に美味い飯を食わしたいって思って頑張れる方
-自分の持つ力を心から信じている方
-逆境こそ燃える方
-美しいものを愛せる方

がいたらぜひ紹介してほしいです。もし僕と気が合いそうだなという人がいたら、お話したいです。

職歴や学歴などは一切気にしません。この世界を少しでもPEACEにしたい!と心から思えた方であれば、中卒の方から東大を卒業されている方まで関係なく、色々とお話させて頂きたいと考えています。

宜しくお願いします。

Twitterとインスタグラムもやっているので、ぜひ気軽にDM頂ければ嬉しいです。

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インスタグラム⬇️

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◼️最後に

長い文章を読んで頂きありがとうございます。思ったよりも長くなってしまいました。

2020年こんな僕と同じ時間を過ごしてくれた方々。本当にありがとうございました。

僕自身、今年いろいろと残念なこともありました。しかし、それ以上に沢山素晴らしい出逢いに恵まれました。また友人が結婚し、赤ちゃんができて、新たな生命の誕生を心の底から喜べました。

家族って本当に素晴らしくて、人生ってマジで最高だなと思えました。

来年も宜しくお願いします✌️