Meta敵前逃亡か。
2024年2月3日 宍戸健
COPA裁判の法廷審理が来週月曜日2月5日から始まる。それに先立って、2月1日に原告のCOPAからMeta社が消えたことがわかった。
もともと、COPAは「特許をメンバー間相互で無料解放し、業界のイノベーションを促す。」とか言ってるけど、設立からやったことは、このクレイグ博士を訴える「クレイグ博士はサトシじゃない裁判」(通称:COPA裁判)の原告になったことだけだ。それ以外には何にもしてない。ほんとしょうもない団体だ。
しかし、Meta社が裁判から離脱したのは、膨大な法的リスクを考えてのことだろう。Meta社はNASDAQに上場しているので、米国証券委員会(SEC)のルールに則り重要な情報については速やかに株主に知らせる義務がある。
クレイグ博士は1月24日に、COPA及びその他の当事者に対し、和解の申し出(Times紙にも掲載)をしてBTC, BCH, ABCが現在不当に利用しているTransaction Database(チェーンスプリットしたときに過去のTransaction Dataをそのまま使っている。)ことについては、権利を行使しないとの条件を提示したが、COPAは拒否、1月31日をもってこの和解オファーの期限が過ぎた。
それにしても、クレイグ博士はこのように丁寧な情報の開示と申し出をしているのに、COPAの奴らは以下のTweetで一蹴。ほんとたちの悪い奴らだな。お里が知れる。
なお、審理のスケジュールは次のとおりです。
2月、3月は業界関係者全員が注目すべき裁判です。
https://alu.jp/series/進撃の巨人/crop/NJKuoEUReXsLhiB0C32w