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転職がもたらす厄介な出来事と僕のバイブル


こんにちは。
けんしろう常務です。

さて今回は、前職を1年で退社した経験から今日に至るまでの考えを話します。

【いちばん面倒なこと】

仕事を辞めるうえでいちばん面倒くさいことがある
会社への報告よりもっと面倒なこと

辞めてこれからどうするの?
まだ1年しか経ってないのに辞めて大丈夫?
転職大変じゃない?
最低でも3年はやったほうがいいんじゃない?

転職したことがある人はみんな同じ経験をしているんじゃないかな

正直辞めることを会社に伝える以上にストレス
ほっといてくれ、そんなに干渉しないで、と言いたくなる

そもそも退社がネガティブなことであると決めつけないでほしい

退社するときには社内の99.9999999…%の人間から否定をされがちだし実際にそうだった
辞めると決めた以上は後戻りできないし否定された分だけ見返してやろうと思った

社内で肯定的な意見をくれたのは密な時間を過ごした片手で数えられる程度の人間

人の不幸は蜜の味とはまさにこのことかと思い知らされるほどに
みるみるうちに噂は広まっていった

顔も名前も知らない人物からも心配されるまでになった
そもそもおまえは誰なんだって感じ

【傷つくキャリアかどうか】

石の上にも3年だから云々と言ってくる人間もたくさんいた

そもそも同じ時間軸で生きていると思われたら困る
凡人が10年かけてやることを自分は1年でやっている

それどころか1ヶ月で仕上げているかもしれない
実際のところはどうかわからないけど内心はそう思っている

やるべきことへの使命感とか興味があることへの貪欲さ
納得のいかないことへの往生際の悪さは計り知れない

一般人は一般的な意見を参考に話してくる
自分は常に例外

そう思って生きていないと意見の相違や認識の違いに出くわす場面が多すぎてストレスが溜まる

ある種ADHDや発達障害の人間が自己認識して生きていけばそれすらも武器になると言われているような状況と近いと思う

勤続年数にこだわっているしょうもない人間ほどそもそも傷がつくようなキャリアでもないことが多い

要するに3年以内に転職するとキャリアに傷がつくと思っている人は勤続年数が3年どころか10年いてもキャリアに傷がつかない転職ができない

【ヤナセの退職金がスゴイ】

みんながいる会社の退職金はどれくらいなんだろう
勤続年数3年未満とかでも支給されるのかな

以前在籍していたヤナセでは入社3年未満の社員には退職金が与えられない規約だった
これって一般的?なのかな?そうだよね?
そもそも期待すらしていなかったからギャップもなければ驚きもしなかった

その代わりといったらなんだけど23歳の生意気な自分には批判や罵声がたくさん浴びせられた
あることないことを言われて誰に抗えばいいのかもわからない日々が続いた

絶対に見返してやる、そんな一心で気持ちよく辞めた
持ち味でもある反骨心が最高潮に達した瞬間でもある
おかげさまで今でも楽しくやれてる

新人だった松坂がイチローとの初対戦で3打席連続三振
試合後のインタビューで「自信が確信に変わった」
まさにそんな感覚だったりする

批判的な意見であったり人間性を否定さえれればされるほど燃える自分にとって当時の批判の嵐はまさに最高の退職金だったといえる

【silent is golden】

基本的には話すことが大好きで家族や友人といるときはたくさん話をする
思ったことがあれば必ず相手に伝える

そんな自分も会社にいる時はほとんど口を開かない

話せば話すほどどこかで揚げ足を取られるのではないか
謎多きゆえに魅力に感じることもある
いつの時代も魔性の女と呼ばれる女性に惹かれるのはそういうことだと思う

同期や同僚、職場で仲のいい人なんてのは多ければ多い方がいいと思っていた頃もあるけど気づけば誰にも心を開くことなく可哀想な一匹狼になっていた

社会の荒波に揉まれていくうちに丸かった石も荒く削り取られてしまったのかな
それも含めて自分らしさでありストロングポイントだと思っている

トーマス・カーライルの言葉「silent is golden」は自分にとってのバイブルでもある

silent is golden
沈黙は金なり

要は沈黙することは多くを語る以上に価値があるということ

すべてにおいて活かされるわけではないけど
数えきれないほどの場面で活かされてきた

何気ない発言ひとつで人生が180°変わる
それは良い方にも悪い方にも

大事なのは何を言うかより何を言わないか

【直近の予定】

自分の中での優先順位は①仕事②家族③友人
ただし仕事のせいでプライベートを崩壊させたくはない

①②③それぞれの世界でそれぞれのネットワークを構築しているから混じり合うことがないように心がけている

極端な話、彼女ができても友達に紹介することもない
仕事関係の人とプライベートで遊びに行くこともない

彼女と過ごす時は彼女との過ごし方があるし
友人と過ごす時は友人との過ごし方がある
仕事をしているときは仕事モードの自分がいる

歳を重ねるにつれて周囲から揶揄されることが増えてきた
一般人の一般的な意見を取り入れるとするならば自分の行動は損をすることのほうが多いのかもしれない

しかし自分には自分の人生があってそこでは自分が主人公として生きている
人生は本当に一度しかない

苦手な人間と関わる必要はない
苦手なことをやる必要もない
ストレスの溜まる職場に行く必要もない
嫌いな誰かのために費やすほどの時間もない

自分がやりたいことをやる
やりたいことのためにやるべきことをする
なりたい自分に向かって毎日生きている


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