超音波検査士対策問題集肝臓編vol3
こんにちは、超音波検査士のけんしんです。
超音波検査士腹部領域の認定試験の問題集を作成してみました。
穴埋め式になっていますのでスマホやタブレットで勉強に使ってみたり、印刷して使ってみたり、友達とシェアして問題を出し合ったりしてみてください。
脂肪肝
~脂肪肝の問題~
脂肪肝の特徴的な超音波所見は?
・肝のエコーレベルが( 1 )
・肝内脈管の( 2 )
・( 3 )コントラストの上昇
・右腎や胆嚢と肝の境界の( 4 )
右腎→( 5 )sign
胆嚢→( 6 )sign
・深部エコーの( 7 )
脂肪肝の限局性低エコー域の好発部位は?
①( 8 )、②( 9 )、③S2背側、④S4前面
脂肪肝との鑑別疾患は?
・限局性脂肪沈着では( 10 )との鑑別が必要となる。
~脂肪肝の答え~
(1)上昇、(2)不鮮明化、(3)肝腎、(4)不鮮明化
(5)masking、(6)disappearing、(7)減衰
(8)胆嚢周囲(S5)、(9)門脈左枝横行部周囲(S4)、(10)高エコー腫瘤
慢性肝炎
~慢性肝炎の問題~
特徴的な超音波所見は?
・肝実質エコーの( 1 )化
・肝辺縁の( 2 )化
・左葉の( 3 )
・( 4 )と( 5 )の腫大
~慢性肝炎の答え~
(1)粗雑、(2)鈍、(3)腫大、(4)総肝動脈幹リンパ節、(5)脾臓
なぜ左葉の腫大が起こるのか?
→門脈右枝(右葉)は血行障害の影響を受けやすいが門脈左枝(左葉)は血行障害の影響を受けにくい。そのため肝左葉に門脈血流が増える。
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