目の下のクマ(色メイン)の改善方法

目の下のクマの相談を毎日受けております。

しかし「クマ」といっても患者さんによっておっしゃっていることが様々で

「ふくらみ(目袋)」、

「色(青クマ、茶グマ)」、

「凹み(ゴルゴ線)」

など悩みは人それぞれです。

全部まとめて「先生、私のクマを直してください」と言われるので一番気になっている症状に合わせて治療方法を提案します。


今回は「色」メインの相談に関して。


まず前提として、目の下を完全に肌色にするのは無理だと思っておいた方が良いです。治療で改善はしますが限界があります。


今日相談にいらした方は目の下が黒っぽい色をしていたんですね。

診察してみると

A、炎症や乾燥、こすりすぎなどによる色素沈着(PIH)、と

B、薄い皮膚の下から透ける筋肉や血管の色

であることが分かりました。

(PIHはニキビの後の赤黒い色素沈着に代表されるような炎症反応後の過剰な色素沈着のことを言います)


ということは色の改善には
A、のPIH改善には、患者さんの努力や普段からの肌の管理が必要
B、のもう半分は皮膚を厚くすることにより色味の改善を図る


A、の改善のためには生活指導を行いました。



B、の改善のためには手段を二つ提案

①コラーゲンの注射、

注射で済む、回数は何回かかかるかも、それでも完全には無理、ダウンタイムはほとんどでないはず、2~3年位もつ、この注射には賛否あり、僕は少しだけ打つことが多い


②脂肪注入、

手術、少し内出血のような色はでてくる(ダウンタイム)、一度生着すると持ちは良い、色味の改善はこちらの方が良い場合が多い。


今日の方はダウンタイムなど考慮して①を選択されました。

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